親友とワンピースの世界で無双します (ページ14)

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不審者よりも不審な人ページ14

私が、ドフィ達と別れてかなりの月日が経った。私は島を点々としている。海賊を倒して、海王類をてなずけて、物を作って過ごしていた。

そんなある日、嵐が来た。この海ではよくある事だ。私は折りたたみ式家(海上用)を出して、家へ避難し、寝た。

嵐が通り過ぎただろう。起きたら、周りは静かになっていた。昼ご飯食べて、出発するか、と思ったら。

ドンドン。扉を叩く音がした。
(いやいや、聞き間違いだろう)
第1に、海の上に浮かんでいる家に警戒も無く、律儀に扉を叩く奴とかどんな奴だよ…。

ドンドンドンドンドン！
次は勢いよく叩いてきた。
もう疑いようはないだろう。
(聞き間違いであってほしかった。…)

私は扉を開けた。

ガッチャ。←扉を開けた音

…目の前には髭を生やし、笑っている男。

バタン。←扉を閉めた音
この時間1秒もない

当然の反応だ。目の前には不審者を絵に書いたような人が居たら誰だってそうするだろう。

バタン!!

？｢おい！急に閉めるなよ！！｣

見ると不審者が、家の中に入って来ていた。

A｢不審者さん。勝手に家に入らないでください。なにか御用で？｣
私は薄く微笑み、不審者に告げる。
？｢俺は不審者じゃない。ゴールド･D･ロジャー海賊だ!!｣

……。
A｢不審者なんかより、よっぽど不審な人でしたね。失礼しました。それで、なにか御用で？｣
私は海賊さんを煽った。
ロジャー｢おう！許す！お前、食料持ってないか!?｣
しかしロジャーには効かなかった。

その後、副船長と名乗る人が代わりに説明してくれた。

(…。大丈夫だろうか。この海賊団…)

まず、船長ことロジャーが宴をしたいと言い出した。
しかし、島はまだ遠い。副船長ことレイリーは当然止めた。
けれど、ロジャーは止まらず仕方なく数日分の食料を取り宴を許可したのだか。
いつの間にか、数日分の食料もロジャーに取られていて、今は食料0の状態で困っていた所に私が来た。

そういうことらしい。
もう一度言おう。
(大丈夫か。この海賊団…)
私は深くレイリーに同情してしまった。