親友とワンピースの世界で無双します (ページ35)

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奴隷の女性と愛する男ページ35

Aサイド

面倒になった…

私は切実にそう思った。
私の目の前には目を白くし、気絶した天竜人。
首輪や手錠をした女の人と抱きしめ合う男性。

話は数十分前に遡る＿＿＿

私は新しい道具作りのアイディアを見つけるために近くの島に来ていた。ついでに海賊狩りも。

対象の海賊を探していた時、

？｢止めてくれ！この金はステラを買う為に集めたんだ！｣

…何やら問題発言が路地の方から聞こえた
見たところチンピラ海賊3人に男が絡まれているようだ。

………うん？あの、チンピラ海賊は…

私の探していた海賊だった。

(…ラッキー！)
私はそう思い、奴らに近づく。

？｢俺がステラを買わなきゃ、彼女はずっと檻の中だ!!｣

思わず足を止めた。

(ステラと言う女性はおそらく奴隷…。成程、中々骨のある男だな)

私は海賊共に手刀を入れ気絶させた。

？｢ッな！｣

男はボロボロになって全身から血を出していた

A｢平気か？アンタ、名前は？｣
私は男に話しかけた。…ただの興味だ
？｢ッ、俺はテゾーロ。助けてくれてありがとう｣
A｢別に、ただ興味があったからだ。ステラ殿救えるといいな｣
私はそう言ってその場を離れた。

町の人1｢おい！天竜人がヒューマンショップに向かって歩いていったぞ!!｣
町の人2｢マジかよ！俺の家ヒューマンショップの近くだぞ!!｣

私はそんな言葉を聞き流し海の方へ向かった

？｢おい！その手を話せよ!!!おい！｣
聞き覚えのある声が叫んでいた。
人盛りが出来ている。私は屋根の上から様子を見た。

(…あれはテゾーロ。それじゃあ、あの女性がステラか、)

私が見たものは、複数人に押さえつけられているテゾーロ。天竜人に首輪を持たれ彼に話しかけている女性。

彼女達が何を話しているかは聞こえないが、私は読唇術で話が分かる

ハッキリと見えた彼女の口は

『愛してるわ。テゾーロ。』

…そう言った。

ドッン！！！

私は覇王色を放った

私の近くに居た者。
天竜人。
横目で見ている者
膝まづいて居る者

この場にいる私以外の全ての人が気を失った

…2人を除いて。

＿＿＿＿＿＿そして現在

A｢よぉ…平気か？テゾーロ殿？｣
テゾーロ｢ッ!!アンタは！｣
A｢さっきぶりだな。まぁいい、今すぐこの島を抜けるぞ。着いてこい！｣

A｢話は出発してからだ、入れ｣

2人は混乱していたが、素直に入ってくれた。