第26話 ページ29
Side貴方
サボが一緒に暮らすようになってから、エースのルフィに対する態度が変わった。ルフィ曰く「俺たち兄弟になったんだ！」らしい。驚きはしたけど、仲良くなってくれて嬉しい。今だって3人仲良くお風呂だ。
ルフィには
「A！一緒に風呂入ろう！久しぶりに髪も洗ってくれよ！」
そうねだられたので「いいよ」と言おうとした瞬間
「おっおまえ、バカか！！」
「そっ、そうだぞルフィ！Aは女なんだから一緒に入れる訳ねぇだろ！」
顔を赤くしたエースとサボが反対してくる。
そういえば、この2人は10歳だし異性とお風呂に入るのが恥ずかしい時期か。
「えーー？！なんでだよ〜！！」
「文句言うな！お前は俺達と入るんだよ！」
ルフィはごねるけど、2人には敵わないのか引きずられて連れていかれた。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
「ぶーーーーーー」
『ルフィ...いつまでもすねないの。ほら、髪を乾かしてあげるからおいで』
「ししし！やった！」
さっきまでの機嫌の悪さが嘘みたいに満面の笑みを見せながら、私の目の前に座る。ほんとう、かわいい。癒されながらルフィの髪の水分をタオルで吸っているとサボとエースが近くにやってくる。
「...ルフィって本当にAが好きだな〜」
「ああ！だってAはやさしくて強くて、いい匂いするから好きだ！」
「ふーん...まあ、俺もA好きだけどな！！エースも好きだろっ！」
「なっ！！俺は...別に...」
「エースも素直じゃねぇな〜」
「うるせえ！！......っ？！」
堪らなく目の前の3人が愛おしく思えて抱きしめる。
『...私も、ルフィもサボも。...もちろんエースも大好きだよ』
自然と出てくる笑顔でそう言うと
「「「.........」」」
何故か3人とも顔を赤くして黙り込んでしまった。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
そんなある日の深夜のこと。
サボは本当は貴族の息子で、親に見つかって連れていかれてしまったらしい。ルフィとエースはしばらく浮かない顔をしてはいたものの、グレイ・ターミナルで海賊の手伝いをすることになり出かけていくようになった。
すると鼻をつく、火の匂いがする。するとダダンさんが部屋に入ってきた。
「A！起きなっ！！グレイ・ターミナルが燃えてる！！」
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眠すぎワロタ - 設定見た時に斉木楠雄かよ！って思いました頑張ってください (2022年12月26日 23時) (
レス) @page1 id: aff6f0444c (このIDを非表示/違反報告)
リエ - 更新たのしみにしてます！ (2021年1月25日 3時) (レス) id: 62560190e1 (このIDを非表示/違反報告)
音速寝のねむ(プロフ) - 主人公、、、、アバズレっぽi(((((( (2020年10月5日 22時) (レス) id: e350f81134 (このIDを非表示/違反報告)
妖狐 - みんなかわいくて良きですうううううう更新がんばってください！！ (2020年5月4日 13時) (レス) id: a5ced3c228 (このIDを非表示/違反報告)
うらら(プロフ) - キャースモーカーくんとなのね！キュンキュンするわ！！これからも応援してます頑張ってください!!! (2020年5月3日 18時) (レス) id: e068332aca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：時雨 | 作成日時：2020年4月11日 1時
