第13話 ページ14
Side貴方
あれから結局、シャンクスの体温が心地よくて再び眠ってしまった。
シャンクスも私の頭を撫でて「まだ寝てていいぞ」なんて言うから、じゃあいいかと遠慮せずに眠気に任せて目を閉じた。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
約30分後くらいに副船長のベックマンが部屋の外から声を掛けてくれたので、シャンクスの体温が名残惜しいが上半身を起こし、昨日に来ていた服を着る。
...ベックマンは私が部屋にいたの分かってたのかなとふと思っていれば、突然、後ろから抱き込まれる。
『...シャンクス、どうしたの？』
「...悪い、離れたくねェなって」
後ろからシャンクスが私の肩に顎を乗せて、駄々をこねるように抱きついてくるのが可愛くて思わず笑みが零れる。
だからワシャワシャと頭を撫でて
『ふふっ！シャンクス可愛いね』
「なっ...！！」
わなわなと震えながらシャンクスは赤くなった顔を隠すこともせず、私を見つめている。
『大丈夫だよ。一生会えない訳じゃないんだから』
元気づけるように言いながら、そういえば昨日ルフィにも言ったな...なんて思いだす。
シャンクスはどこか吹っ切れたように、ニヤッと悪い顔をしてこちらを見る。
「そうだな。だけど、しばらく会えなくなるんだ。
だから今のうちにAを補給しとこうか」
そう言えばガシッと両手を頬に添え、噛みつくようなキスをしてくる。
『んむ！......ンンッ！！』
そして一瞬だけ唇を離す。
「俺に可愛いなんて言えないようにしてやるよ」
あっ、ヤバイ。
「覚悟しろA」
柄にもなく焦るが、まあシャンクスだし手加減してくれるだろうと
『...お手柔らかにね』
流石に酒場にも戻らないといけないという意図も含めて声を掛け、口づけを受け入れた。
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※ベックマンはAが部屋にいることに気づいてます
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眠すぎワロタ - 設定見た時に斉木楠雄かよ！って思いました頑張ってください (2022年12月26日 23時) (
レス) @page1 id: aff6f0444c (このIDを非表示/違反報告)
リエ - 更新たのしみにしてます！ (2021年1月25日 3時) (レス) id: 62560190e1 (このIDを非表示/違反報告)
音速寝のねむ(プロフ) - 主人公、、、、アバズレっぽi(((((( (2020年10月5日 22時) (レス) id: e350f81134 (このIDを非表示/違反報告)
妖狐 - みんなかわいくて良きですうううううう更新がんばってください！！ (2020年5月4日 13時) (レス) id: a5ced3c228 (このIDを非表示/違反報告)
うらら(プロフ) - キャースモーカーくんとなのね！キュンキュンするわ！！これからも応援してます頑張ってください!!! (2020年5月3日 18時) (レス) id: e068332aca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：時雨 | 作成日時：2020年4月11日 1時
