第10話 ページ11
Side貴方
シャンクス達、赤髪海賊団が航海に出て何日か経った。
やはり皆、海に出ることが待ち遠しかったようで瞳をキラキラさせていた。
もちろん見送りにも行ったがシャンクスは出航ギリギリまで私を抱きしめて、不意打ちに私の頬にキスをして颯爽と船に乗り込んでいった。
彼がいなくなり少し寂しいと感じはしたが、それを分かっているのかは分からないが、ルフィは毎日、村を案内してくれたり、強くなりたいから私に稽古をつけてくれとせがんできたり、海賊について教えてくれた。
なかでも海賊について語る時のルフィは目をこれでもかというほど輝かせ、とても微笑ましく思った。
そして何日も一緒にいると彼も私に慣れてきたのか、甘えてくるようになった。
それがとても可愛く思え、私にとって彼は弟のような存在になった。
「A〜！！俺と遊ぼう！」
こうやって毎日、腰に抱きついてねだってくる。
しかし、ただ抱きつくだけでなく初めて会った日にルフィは「ゴムゴムの実」という”悪魔の実”なるものを食べてゴム人間になったため、伸ばした手をぐるぐる巻きつけてくるのが何とも言えないほど可愛い。
そして夜は、いつからかは忘れたがルフィは私のベッドに潜り込んでくるようになった。
最初は「1人で寝なさい」とルフィに言っていたが、変わらなかったので言うのを諦めた。
実のところ、この村に来てから3日ぐらい私は眠れていなかった。だが、ルフィと寝るようになってからぐっすり寝れるようになったので「まあ、いいか」と思っている。
そして今日もルフィはやってきた。
いつものように抱きしめているとルフィはポツリと言った。
「A、いい匂いするな...好きな匂いだ」
そう言ってギュッとしがみついてくる。
私は彼の頭を撫でながら
『おやすみ、ルフィ』
「ん...お、やすみA」
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眠すぎワロタ - 設定見た時に斉木楠雄かよ！って思いました頑張ってください (2022年12月26日 23時) (
レス) @page1 id: aff6f0444c (このIDを非表示/違反報告)
リエ - 更新たのしみにしてます！ (2021年1月25日 3時) (レス) id: 62560190e1 (このIDを非表示/違反報告)
音速寝のねむ(プロフ) - 主人公、、、、アバズレっぽi(((((( (2020年10月5日 22時) (レス) id: e350f81134 (このIDを非表示/違反報告)
妖狐 - みんなかわいくて良きですうううううう更新がんばってください！！ (2020年5月4日 13時) (レス) id: a5ced3c228 (このIDを非表示/違反報告)
うらら(プロフ) - キャースモーカーくんとなのね！キュンキュンするわ！！これからも応援してます頑張ってください!!! (2020年5月3日 18時) (レス) id: e068332aca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：時雨 | 作成日時：2020年4月11日 1時
