一ノ瀬四季「股ドンしろ」 ページ6
長らくお待たせいたしました(土下座)
不安定な更新ですがこれからもよろしくお願いします…！
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「私がやる側でも問題ねぇよな？」
「それって俺への宣戦布告？？？」
やいのやいのと騒がしい会話を展開してみるも、お題は変わらず状況も変わらずだ。え〜…俺ついに女の子に股ドンしちゃう？ えっしちゃう？ 妙に照れながらチラチラとこちらに視線を寄越してくる一ノ瀬にパンチ入れようとしたが、やめた。ここで敵対したところで命令遂行が難しくなるだけだ。
「……え、ちょ、本当にやんの？」
「ヘタレ乙」
「あっ！ 言ったな！？」
「だって事実だもーん」
ほら早くやるぞと、襟あたりを掴んで壁際にずるずる引っ張る。「やだー！！ 初めての股ドンは制服JKにやるって決めてるんだー！！」離せー！ と喚いている一ノ瀬。離すものか……直後にこんなDKになんてやだー！ って言ったもんだから顔面殴っといた。
「いってェ…お前ほんとに容赦ねぇな！？」
「いやか弱い女子に向かってドンキーコングとか抜かす方が悪いからな！？」
「かよわい…？」
え、か弱いよ？
股ドンくらいなら慣れたと、ドヤ顔で口にすればドン引きされた。貞操観念どうなってんだ…そんな、ゴミを見るような目は流石にやめていただきたい。
「んじゃ、ばっちこーい」
さあどうぞと言わんばかりに両手を広げる。「…両手広げる必要あんの？」と冷静にツッコまれて止めた。普通に棒立ちになった。どうやら一ノ瀬も覚悟を決めたようだ。
手始めに、ドンッと右手を壁につく。
顔は熟れた林檎のように真っ赤っか。
「…壁ドンした理由を50字以内で述べよ」
「……れ、練習」
「理由になってない！！」
一ノ瀬がそんなに赤いと、こう、なんというか……釣られてこちらも赤くなってしまうのだ。これは良くない。隠そうにも隠せないので、もう吹っ切れて曝け出すことにした。
「真っ赤じゃん」
「こっちのセリフな」
「こ、こう？」確認しながら、膝を足の間についた。あってるよと言う余裕はない。微かに縦に首を動かしたら伝わったらしく、少し安心したかのような吐息が漏れ出た。
「………ごめ、キツイから変えるわ」
「…ん、」
壁の手が離された。少しでも距離が空いたと思い安心───する前に、その手が肩に置かれた。
「…は、ん？ 何してんの？」
「いや、だって片足立ちじゃん？」
キツイから肩貸して、だって。は？
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白狐38 - 続き楽しみにしています!!! (11月6日 10時) (
レス) id: a98579a495 (このIDを非表示/違反報告)
はまち - 続きいつも楽しみにしてます！！久しぶりに見たら更新しててめちゃめちゃ嬉しいです！！作者様のペースでいいので続けてくれたら嬉しいです！！！！！ (9月23日 22時) (レス) id: 605b1777b7 (このIDを非表示/違反報告)
ぽてぃと。 - リクエスト良いですか？✨猫咲先生が飲む方の命令「飲め」をお願いしたいです‼︎薬の効果は長めだと私が得します‼︎応援しています！ (7月22日 16時) (レス) @page1 id: a42d220da3 (このIDを非表示/違反報告)
線状降水帯 - 続き楽しみにしてます！！永遠に待ってます！！！！！よければ作者様の性癖全開の話が読みたいでs(((殴 (7月17日 19時) (レス) @page5 id: 5fe9db45e0 (このIDを非表示/違反報告)
ツキクラゲ - 続き楽しみにしています!!! (6月2日 21時) (レス) id: a98579a495 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ドリコク鳥 | 作成日時：2023年5月13日 15時
