鬼族の姫には妹がいた様です 3

たたりギツネとコックリさん 5 ページ44

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そして五右衛門はたたりギツネの攻撃を受けてしまう

五右衛門 「もはやこれまで〜！」

五右衛門はトウマに戻った

トウマ 「クッ…」

ナツメ 「トウマ！」

アキノリ 「手強いぞ たたりギツネ！」

ケースケ 「姉ちゃん！トウマを助けないと！」

ナツメ 「うん！相手が狐の妖怪ならこっちも！ ウィスパー！」

ウィスパー 「キュウビのアークでウィスね？」

ナツメ 「召喚！」

するとエルダのアーク差し込み口にキュウリが当たる

ナツメ 「キュウリ…」

アキノリ 「キュウリでウィス」

ナツメ 「じゃなくて！キュウ『ビ』！キュウリとキュウビを聴き間違えるなんて信じられない！」

アキノリ (お前が言うな…！)

ウィスパー 「失礼しました こちらですね？」

ウィスパーがキュウリを食べながら答える

ナツメ 「よ〜っし！召喚！」

アーク差し込み口にキウイが当たる

ナツメ 「キウイ…」

ウィスパー 「あるいはキウイフルーツ」

アキノリ 「いつまでやってんだ！」

ケースケ 「トウマがやられちゃうよ！」

たたりギツネ 「お主 自在に妖怪を取り憑かせることができるようだな 気に入ったぞ その身体を我によこせ」

ナツメ 「ウィスパー！もうボケはいいからキュウビのアークを！」

ウィスパー 「はウィス！」

ナツメ 「今度こそ… 召喚！」

エルダ 「シャドウ」

ナツメ 「私の友達 出てこい！キュウビ！」

キュウビ 「グワァ！」

ケースケ 「ライトサイドと違いすぎなんですけど！」

キュウビ 「そこまでだ！」

たたりギツネ 「誰だ邪魔をす… ！ あ…貴方はまさか…キュウビ様！」

するとたたりギツネはライトサイドに戻り辺りの空間も元に戻った

狐妖怪 「コーン！」

ナツメ 「なにこれ かわいい！」

キュウビもライトサイドになる

すると狐妖怪はキュウビに跪いた

狐妖怪 「キュウビ様 先ほどの無礼をお許しください 私はこの神社に仕えるイナリと申します 世にも名高い 大妖怪であらせられるキュウビ様にお目にかかり 恐悦至極に存じます」

アキノリ 「なんか無茶苦茶リスペクトしてるぞ」

トウマ 「キュウビってすごい妖怪なんだね…」

イナリ 「それはもう！ 九つの尻尾を持つ九尾の狐といえば伝説に残る大妖怪ですから〜！」

キュウビ 「イナリとやら 何故(なにゆえ)人間の身体を欲する 事情があるなら話してみよ」

イナリ 「はい…」

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