鬼族の姫には妹がいた様です 3

十万年にひとりの美少女 2 ページ21

〜〜廊下では〜〜
Noside
男子生徒 「A組の転校生！知ってるか？」

女子生徒 「知ってる 知ってる！姫乃アヤメでしょ？」

男子生徒 「そう！すっげ〜かわいいよな〜！ 1万年にひとりの美少女だよ〜」

〜〜A組 放課後〜〜

女子1 「ヒメアヤ〜 一緒に帰ろ〜」

アヤメ 「ひめあや？」

女子1 「そう！姫(・)乃アヤ(・・)メだから… ヒメアヤ」

女子2 「いいね！それ」

〜〜翌日 中学校では〜〜

男子1 「ヒメアヤファンクラブの入会はこちらで〜す！」

男子2 「今入会した人にはプロマイドをプレゼントしていま〜す！」

ナツメ 「ファンクラブまで…」

トウマ 「こうなるともうアイドルだね」

A 「本当に…すごい人気だね…」

〜〜放課後 下駄箱〜〜

男子1 「ヒメアヤちゃん 放課後カラオケ行かない？」

ナツメ 「！」

ナツメは男子生徒に声をかけられているアヤメを見つけた

アヤメ 「ごめんなさい 今日はちょっと都合が… ！ それでは！」

アヤメはナツメに気がついたようだ

アヤメはナツメに駆け寄る

アヤメ 「あの！この前交差点で会いましたよね？」

ナツメ 「覚えててくれたの？」

アヤメ 「はい！」

ナツメ 「私は天野ナツメ」

アヤメ 「姫乃アヤメです よろしくね！ナツメさん」

ナツメ 「こちらこそよろしく！」

このアヤメとナツメのやりとりをハルヤは柱のそばで見ていた

A 「まさか姫乃アヤメが姉上様だと思っているのか？」

ハルヤ 「いえ ただ少し気になっているだけです」

狐香 「なるほど… 桜が光ったタイミングと合うものね…」

〜〜休日 妖怪探偵団 事務所〜〜

ナツメ 「本当にすごいんだから！転校してきたと思ったらあっという間に学校中の人気者！」

ケースケ 「そんなにかわいいの？」

ナツメ 「えっとね… たしか画像が… ほらこの子！」

ナツメはスマホを取り出しケースケにアヤメの画像を見せる

ケースケ 「うわ〜っ かわいいっ！」

ウィスパー 「これはなかなか」

アキノリ 「またまた〜 そんなに大騒ぎするほどのことじゃあ…」

ナツメ 「ほら」

ナツメはアキノリにもアヤメの画像を見せた

アキノリ 「フォーッ！」

A 「⁉ びっくりした…」

アキノリ 「まさにこれは！1万年にひとりの超絶美少女だ〜っ！」

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