鬼族の姫には妹がいた様です 3

祈り山の怪奇 1 ページ1

〜〜魚市場の倉庫〜〜
Noside
トウマは魚市場の倉庫にいた

ナツメ 「トウマ〜！」

トウマ 「！ ナツメ アキノリ」

ナツメとアキノリが走ってトウマの元へきた

ナツメ 「大丈夫？」

トウマ 「うん」

アキノリ 「あれ？Aは？」

トウマ 「千堂レイのオフィスに一緒に行ったはずだけど… いない！」

A 「みんな〜！」

皆-A 「A！」

A 「ここにいたんだ！探したよ！」

トウマ 「A どこにいたの？」

A 「わからない 気絶していたみたいで気がついたら家の前に倒れていたの それでトウマはどこかな？って探してたんだ」

トウマ 「そっか 怪我はない？」

A 「うん」

トウマ 「ところでナツメとアキノリはどうしてここに？」

アキノリ 「俺たちも千堂レイのオフィスに向かっていたんだ そしたら妖魔レーダーに今まで見たことない反応があってさ」

トウマ 「それは…」

トウマはオーガが赤く光っていることに気づいた

ナツメ 「妖怪ウォッチが…」

アキノリ 「そうか！妖怪ウォッチが居場所を教えてくれたのか！」

トウマ 「でもどうして？僕は確か千堂レイのオフィスに…」

？ 「やはり覚えていないようだな」

皆-？ 「！」

アキノリ 「だ…誰だ！」

声のした方を見ると人が青髪の人？が浮いていた

ナツメ 「あれ？あなたはあの時の！」

？1 「蛇王カイラだ」

？2 「ここは大王カイラとおっしゃった方が良いのでは？」

カイラ 「！ ウーラか」

ウーラ 「なにしろカイラ様はあのエンマから妖魔界の王の座を託されたのですから まだまだひよっこですが大王であることには変わりないでしょう」

カイラ 「フム」

アキノリ 「でもどうして大王のカイラ様がこんなところに？」

ナツメ 「なにがあったの？」

トウマ 「僕は…」

カイラ 「お前は奪われたのだ」

妖怪探偵団 「？」

カイラ 「フドウ雷鳴剣をな」

妖怪探偵団 「⁉」

トウマ 「そんな…」

トウマはポケットを探る

トウマ 「…ない！」

アキノリ 「まじか！」

A 「嘘！」

ナツメ 「もしかして千堂レイに奪われたの？」

カイラ 「奴は使われていたに過ぎない」

妖怪探偵団 「？」

カイラ 「あの女を裏で操っていた者の名は…酒呑童子」

A (なるほど もうそこまで調べがついているのか…)

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