麦わら海賊団の小さな情報家 (ページ4)

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3話　仲間に...　(オリジナル) ページ4

『...』

Aは弓矢を取り出し構えた

ｲﾉｼｼ「ブゴゥ!!」

ﾙﾌｨ「っ!!」

ピューグサッ！

ｲﾉｼｼ「フゴ!」

放った矢はイノシシに命中した

『今日こそやろうと思ってたんだ...もう林を荒らさないで』

ドサッ

ﾙﾌｨ「おぉ～すげぇな!!A!」

『えへへ』

ﾙﾌｨ「A!お前も仲間にならないか?」

『っ!!それは...無理』

ﾙﾌｨ「何でだ?」

『A泳げないし、足手まといになるから』

ﾙﾌｨ「泳ぎなんて練習すれば何とかなるし、海に落ちなければいい!戦うのが怖いならもっと強くなるまで俺たちが戦ってる間は船番やればいい!」

『(どういうつもりなの?子供に向かって海に出ないか?何て普通言う?)ダメだよ。それに(名前はこの林を守っていかないと!)』

どうしても仲間にしたいのかルフィがしつこく勧誘してくる

『...』

ﾙﾌｨ「...そっか。じゃあまた明日、ここに来るからよ!それまで考えといてくれ!!じゃあな!」

『ぁ』

ｳｿｯﾌﾟ「うーーーん。おせぇなルフィ!!どこにいやがる!」

ｻﾝｼﾞ「まったく、困った船長だ」

チョッパーが双眼鏡を使ってルフィを探す

ﾁｮｯﾊﾟｰ「あ!いた!!ん?誰かに手を振ってるぞ...子供?」

一味「子供?」

みんな口を揃えて言う

ﾁｮｯﾊﾟｰ「とりあえず帰って来てる」

ﾙﾌｨ「うーん。どうやったら仲間になってくれっかな～」

帰り道でルフィは一生懸命仲間になってくれるか考えている

『こんな自分が、海賊に...仲間になれるわけがない』

『でも、ルフィはAを仲間に入れてくれようとしている』

『断りにくいな...』

Aは心の中のどこかに少し嬉しさを感じていた

『よし!明日ちゃんと断らないと...』