麦わら海賊団の小さな情報家 (ページ21)

今日:6 hit、昨日:99 hit、合計:10,080 hit

17話　情報家の様子　(オリジナル) ページ21

始めてから10分位たった
Aはこの林に住んでいるのでもちろんここの地形には慣れている

＿＿＿＿＿だが、1つ問題があった

『元の姿(大人の姿)になった方が倒しやすいだろうけどルフィたちに見つかったら厄介だな...』

そう、Aの本当の姿は大人である
みんなに説明するつもりだが、今見つかると...

──────────〈想像〉──────────
ﾁｮｯﾊﾟｰ「え～!!!Aって大人だったのか～!!!」

『...』

ｳｿｯﾌﾟ「あ、ああ、悪魔の実かぁ～!!!」

『......』

ﾙﾌｨ「すっっっげぇぇぇ!!!!!」

『.........』
────────────────────────

サッサッサッサッ

『絶対ダメだ...!!』

ロビンやナミたちみたいに、場を落ち着かせることのできる人がいないと、正体をバラすことはできない
Aが困ってしまうからだ

『まぁ、誰にも見られなければいいか』

ぐぐぐぐぐぐ

『この辺だと沢山動物が居るんだけどな～』

この林には動物が数えきれないほど居るが、あの3人組が狩りをするとどうなることやら
Aは少し心配になってきた

カサカサッ

『そこか!』

ギィ...

ピューー

グサッ！

Aは、草むらに隠れていたウサギを撃ち抜いた

『ふぅ～。一匹目!』

『そういえば、毒は使っちゃダメかも。捕った動物は持って帰って食べるだろうから』

ガサッ

『っ!!』

後ろから音がして振り返ったが何もいない

ｵｵｶﾐ「ガルルルル...」

ｵｵｶﾐ「ガオオオォォ!!」

『前か!』

ドガッ

ｵｵｶﾐ「!」

Aは素早く矢を取り出し、そのままオオカミに刺した

ドサッ

『危なかった～!2匹目!』

それからどんどん動物を倒していった