謎だらけな少女の航海記【ONE PIECE】 (ページ9)

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第７話ページ9

バサバサと音が聞こえ目を覚ます
･･･そういえばダダンの所に世話になるんだったな
隣から視線を感じ向いてみると黒髪の少年がこっちを見ている
いや･･･はっきり言うと睨み付けている

『････お前がエースか？』

「･･･」ﾌﾝ

『そうみたいだな････ありがと･･･ここまで運んでくれて』

「････」ｽﾀｽﾀ

私がそう一言言うと去ってしまった
向こうは仲良くするつもりはないらしい
まぁ、こっちもやりたい事をするだけだし･･･構わないが

ﾄﾞｸﾞﾗ「A！おはようだニー！」

『･･･おはよ』

ﾀﾞﾀﾞﾝ「A！！洗濯をしなぁ！！」

『あぁ･･･分かった』

「「「真面目か！！！」」」

『は？なんだよ･･･いきなり』

ﾀﾞﾀﾞﾝ「反抗とかしないのかよ！！」

『･･･だってそういう約束だろ』

今更何言ってんだコイツ等
そんな話をしている間にエースはどこかへ飛び出していった
あぁ･･･アイツが勝手な事ばっかしてるから逆に戸惑ってるわけね

『･･･だって終わったら休みがあるんだろ？』

ﾀﾞﾀﾞﾝ「そりゃ当たり前だろうさ･･･」

『ならさっさと終わらせれば良い･･･そういう訳だ』

そう言って洗濯へと取りかかった
これ終わったらどうするかな･･･コルボ山の他にも見てない所あるだろうし･･･もう少し探索してみるか
別の場所に行けば他の情報とかも手に入るだろうし
･･･結局、ここはコルボ山って事しか教えられてないしな･･･
そうこう考えている内に洗濯は終わり山の中を探索する事にした

『そうだな･･･今日はこっち側に行ってみるか』

そう思いフラフラと歩いてみる
コルボ山はダダン達の住処である為か人通りがほとんどない
居るのは動物くらいだ
ガサゴソと道無き道を通っていくと何処かの村に着いた

『なんだ･･･ここ』

のどかな村って雰囲気のそこはいくつも風車が立ち並んでいる
ポツポツと人の気配････向こうの方にも結構な数の人が居るみたいだ
･･･また知らない所に来ちまった

『････どうするかなぁ･･･』

「お前･･･ここでは見ない子供だな？」

後ろから聞かれて振り向くと知らない男が立っていた