ご機嫌とり ページ36
｢エース、いい加減機嫌直してくれよ。誤解だって言ったろう？｣
｢でも一緒に寝たのはほんとなんだろ！Aが強ェのは知ってるけどよォ、いくら何でもここじゃあ無事でいられるとは思えねェ。気をつけろよな｣
ムスッとしながら私の部屋のベッドで枕を握りしめて寝転ぶエース。私とマルコ兄さんの件での拗ね具合はすさまじく、未だにご機嫌ナナメだ。
｢悪かったよ……気をつける。心配してくれたんだろ？ありがとう｣
まぁ確かに私も軽率な行動ではあったな……マルコ兄さんなら信用できるしそもそも襲う気があるのならとっくに私なぞいただかれているとは思うが、マルコ兄さんをあまり知らないエースが怒るのも正論だ。
｢おれと会わねェようにするためって言ってもよォ、もっと他にあるじゃんかよ……ナースの姉ちゃんたちとじゃダメだったのか？｣
｢あァ、それも後で気づいて言ったんだけど……ナースさんたちの部屋は医務室のすぐ近くだから。よくエースもデュースさんに会いに医務室に来てただろう？鉢合わせる可能性が高いから諦めたんだ｣
｢…………むゥ…………｣
マルコ兄さんも船医だし隊長格の中では1番医務室に近く部屋を割り当てられてるけど、真横のナース室よりは全然マシだ。エースも用があるのはオヤジの部屋か医務室、食堂くらいだったし、隊長格の部屋が並ぶ場所には通る必要は無い。
｢まァでもこれからは、エースが一緒に寝てくれるんだろう？マルコ兄さんとも確かにそばで寝たけど、お前の方が今までもこれからも寝る回数は多いんだろうしそうむくれないでくれ｣
ベッドに腰かけて、寝転ぶエースの髪をさらりと撫でると、エースは顔だけを私の方に向けて言った。
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猫(プロフ) - 最高です！白ひげ海賊団がもっともっと好きになるような小説でした！更新、無理せずしてください、楽しみにしてます！！！！！ (2021年5月9日 10時) (
レス) id: fb41e475e1 (このIDを非表示/違反報告)
スノウ(プロフ) - 面白いです！更新楽しみにしてます！ (2021年2月2日 21時) (レス) id: 4bf735c37e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：名無し | 作成日時：2021年1月29日 22時
