番外編:もしもエースが… ページ9
［もしもエースがアラバスタでAに告白していたら］-アラバスタ編No.38より
「……待って!!
本当に…もう行っちゃうの？」
上目遣いで、縋るように見つめるA。
その、愛しさが急激に込み上げるような表情に、エースはゴクリと喉を鳴らした。
「ねぇ、エース…」
追い打ちをかけるように切ない声が聞こえ、
押し殺していた気持ちをくすぶられる。
「…チッ」
ジッと堪えていたエースは彼女の視線に耐えきれなくなったのか、小さく舌打ちをした。
それはAにも聞こえたのか少し眉を寄せる。
「…わっ、ちょ!?」
スッと背中に手が回り、密着した身体。
「あの、エース…？」
「……お前が悪ぃ」
「えっ？」
Aが聞き返すと、
エースの腕には更に力が加わった。
「お前が悪いんだからな…」
「だからなんの話…ンっ」
無理矢理押し付けるように重なった唇。
Aはただ、
呆然と目をパチクリさせるだけ。
後頭部に当てられたエースの掌が熱い。
そして、ゆっくりと整ったエースの顔が離れ…
「A…。
おめェの事が好きだって話だ…」
「………ぇ？」
そこでやっと、
なにが起こったのか気がつくのだ。
”エースにキスされた”
”エースに告白された”
”なんて返せばいいんだろう”
しばらく、Aの真っ白な頭の中にはその三つだけが、
ぐるぐると回り、支配し続けていた。
.
.
#ふと思いついたので書いてみました笑
これからはたまにちょくちょく小話を挟むかもしれません。
ボツネタだったりするので飛ばしていただいて大丈夫です！
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さきみょる - こ、ここでゾロは夢主ちゃんになにを・・・！ ﾄﾞｷﾄﾞｷ(`;・д・) (2015年10月8日 23時) (
レス) id: 603c545878 (このIDを非表示/違反報告)
モエ(プロフ) - さきみょるさん» わかります笑笑 (2015年10月8日 21時) (レス) id: cb41ecc13e (このIDを非表示/違反報告)
さきみょる - 久々の更新ですね！！ 夢主ちゃん、結構勇気ありますね。てか、このシーンのベラミーは正直好きじゃないです、ボクwww (2015年10月8日 6時) (レス) id: 603c545878 (このIDを非表示/違反報告)
モエ(プロフ) - 雪姫さん» ありがとうございます！頑張ります^ ^ (2015年10月7日 21時) (レス) id: cb41ecc13e (このIDを非表示/違反報告)
モエ(プロフ) - さきみょるさん» ありがとうございます！！^_^ (2015年10月7日 21時) (レス) id: cb41ecc13e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月姫 x他1人 | 作成日時：2015年8月22日 19時
