C級ヒーローの隣人の小学生が強くて気にくわない。

授業参観(2) ページ10

サイタマside

(……何て言うか、つまんないな。授業参観。)
俺はぼんやり考えながら廊下を歩いている。すると、「あ、あの……」後ろから声をかけられた。
「ん？」
俺は振り返り相手を見た。Aの担任だ。俺は「あ、こんにちわ。」と軽く挨拶をした。
「あの、Aさんの保護者様でしょうか…？」
あ、学校でも間違われるのか。
「え？あ、隣人です。」
俺そう言うとAの担任が「あ、そうなんですか、すみません…」と謝れらた。その後から会話が続かない。気っっっまずい。あああ、とにかく話題を出さないと…！(使命感)
「あ、あの、何か用ですか…？」
「あ、今日Aさんがクラブ長を務めるクラブがあるので、観に行ってみませんか。私、Aさんがクラブ長を務める演劇クラブの顧問なので…」
へぇ〜…A、演劇クラブなのか…(←知らなかったハゲ)
「とっても上手なので、観に行ってみてください。気が向いたらで良いですが…」
「ありがとうございます、観に行ってみますね。」
「ありがとうございます、これからなので、一緒に行きましょう…！」
何だか担任の人嬉しそうだな。俺は担任の人と演劇クラブ部屋に行った。

演劇クラブ詳細→←授業参観(1)

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す