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どれくらい時間がたっただろうか。
窓からオレンジ色の光が射し込んできた。
ニコ･ロビンは時間に縛られずに本を読みたいと、時計を付けることを拒んだ自分を少し悔やんだ。
さて、これからどうしようか。
本はもう読み終えた。
しかし、本を読み終えてしまったからといって安心して眠るこの子を置いて行くこともできない。
眠るAの頬をつん、と突くとくすぐったそうに笑った。
15歳。
私が裏組織に入ったのもそれくらいの時。
目的の為なら人が何人死のうが関係なかった。
裏切られる前に自分が裏切らなければ生きていけない。
暗く深い闇が心を覆い、瞳をも包んだ。
そんな暮らしを何年も続けているうちに、私の唯一の希望が音を立てて崩れた。
アラバスタ。
あのポーネグリフには古代兵器にまつわる事しか記されていなかった。
私が求めているのは空白の100年の歴史。
アラバスタが最後の希望だった。
私の夢はここで終わり。
崩れゆく神殿の中、追い続けた夢へようやく諦めがついた時、彼が私を救った。
「仲間に入れて。」
「いいぞ。」
周りの反対を無視して私を一味に迎え入れてくれた。
彼がいなかったら…
彼らがいなかったらきっと私は今この世にいないだろう。
この一味のみんなは過去に苦しみを味わっている。
忘れられるものでは決してないけれど仲間といればおもいっきり笑えて、心の傷を癒せる。
この子の心も、優しくそっと癒せることができたら。
ニコ･ロビンは静かに微笑んだ。
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革ベルト
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ナナ(プロフ) - ひよねこさん» ひよねこさん!! 嬉しすぎて泣きますよ？笑 更新頑張ります!!(^O^) (2014年9月30日 19時) (携帯から) (
レス) id: dfc228d315 (このIDを非表示/違反報告)
ひよねこ(プロフ) - 文の書き方と表現が好きだ…！！イキナリすみません。更新頑張ってください！続きがきになる… (2014年9月30日 19時) (レス) id: 1dbb9c4747 (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(プロフ) - モノさん» ありがとうございます(*^ー^)ノ♪おかげで頑張れそうです!! (2014年9月30日 15時) (携帯から) (レス) id: dfc228d315 (このIDを非表示/違反報告)
モノ - がんばってくださいね！！！！！！！！！ (2014年9月30日 11時) (レス) id: cbcbc0a425 (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(プロフ) - モノさん» コメントありがとうございます!!これからも頑張ります！ (2014年9月18日 7時) (携帯から) (レス) id: dfc228d315 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナナ | 作成日時：2014年9月11日 7時
