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静かな夜に＊９＊ ページ9
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ずんずん俺の定位置まで歩いていき
どすんと座る。
隣に座るおじさんにもたれかかる。
そうこれで俺は完璧。
有意義にゲームができる。
｢よっこらせっと｣
俺が寄りかかることがわかってるおじさんは抵抗しない。完璧されるがまま。
ありがとうなんて言ったことないけど。
俺の気持ちは伝わってるでしょこの笑顔で笑
｢二ノなんかゴキゲン｣
ぽんっと飛び出した相葉さんの言葉が。
まさかいろんなことに繋がるなんて思わなかった。
相葉さんが不思議そうに俺を見るのを
翔さんは大野さんと一緒だからねとスルーする。
｢そんなことは俺でもわかるけどさ〜。なんか今日は違う気がするんだよな〜｣
そこまで相葉さんが言うものだから。
松潤も翔さんも俺のことじっと見だして。
俺はゲームなんてしてるような場合じゃなくなった。
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