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「大切だから」
「どういうこと？」
この心のモヤモヤを晴らすにはハッキリさせない永玖の気持ちを聞くこと。突き詰めると永玖は困ったように笑って少し黙った。
「えっと……」
「うん」
「ほっとけないっていうか…」
「幼馴染だからじゃないの？」
「…じゃなくて、」
「何？」
俯く永玖に痺れを切らして少し強めに言うと珍しく真剣な顔で目を見つめる。
「…好き、だから。」
「へぇ」
「なにそれ」
「何にも？」
つい嬉しくて頬が緩む。それを隠そうとクルッと後ろをむくと夜の狼さんに「こっち向いて」と促される。
「Aは？」
「え？」
「好きなの？」
意地悪に笑う彼はいつもとは違う。
「…す、すき……」
「よく出来ました」
いつものようにふわっと笑うと私を抱き寄せた。
満月の夜は狼さんが出てくるらしいね。
end .
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りの(プロフ) - りょーさん» りょーさんリクエストありがとうございます〜！！是非書かせて頂きますね！！(^^) (2019年10月30日 20時) (
レス) id: d1d2f90851 (このIDを非表示/違反報告)
りの(プロフ) - みうさん» 喜んでもらえて何よりです〜！！！ (2019年10月30日 20時) (レス) id: d1d2f90851 (このIDを非表示/違反報告)
りょー(プロフ) - 初コメです！いつも楽しく読んでます！キュンキュンしまくりですー！良ければなんですが、永玖くんと幼なじみでずっと永玖くんのことが好きだけど、永玖くんは自分の親友のことを好きになっちゃうみたいな切ない系のお話って書けますか？全然ゆっくりで大丈夫です！ (2019年10月30日 3時) (レス) id: d8e54b1848 (このIDを非表示/違反報告)
みう(プロフ) - ありがとうございます！！！！永玖くん推しなのですごくキュンキュンしましたー！！また永玖くんのお話書いてください(>_<) (2019年10月29日 22時) (レス) id: b5f1530819 (このIDを非表示/違反報告)
りの(プロフ) - みーなさん» みーなさんリクエストありがとうございます〜〜〜！！是非書かせていただきますね！！ (2019年10月29日 17時) (レス) id: d1d2f90851 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぎょ | 作成日時：2019年9月12日 21時
