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「ねぇ、ほらあれ。いいの？」
「うわっ……まじか……」
結局その日は幸輝とあの子の事が気になって授業にも集中出来なかった。そしてその不安をまた上書きする様に目に映ったのは仲良さそうに歩く2人。
「付き合ったのかなー、、」
「幸輝の事だしよく知らねぇ奴と付き合ったりしねぇだろ。」
「わかんないよ…あの子可愛いし…、小さいしふわふわしてるしいい匂いするし胸でかいし足細いし」
「もうやめろって笑」
爆笑しながら肩をばしばし叩いてくる玲は何だか面白がってる様だったから私も思いっきり叩き返してやった。
･
･
「A準備遅い遅刻するよ？」
「はは、ごめんごめん」
昨日のこと聞こうかな…。いやでも「付き合ってる」って言われたらどうすればいいの？もう今までみたいには一緒に帰れないかもしれないしそんなの絶対やだ。
なんだかいつも通りに出来なくて頭の中でモヤモヤ考えていた。
･
･
「あの。」
昨日の取り巻きの中にいた４、５人程の女の子達に話しかけられたのは学校に着いて幸輝と別れてからすぐ。
「何か用？？」
「幸輝先輩と付き合ってるんですか？」
私にそう聞いてきたのは……昨日の……あの子だった。
「え…いや、付き合ってないけど」
「だったらなんでいつも一緒に居るんですか？」
「そりゃぁ…中学の頃から仲良いし、」
「なんでですか！？私は本当に幸輝先輩が好きなんです。傍から離れてください！！」
「大丈夫だよ、幸輝は私に気なんかないし」
「だったら、だったら貴方が幸輝先輩にくっ付く意味、ありますか？」
「え？」
「迷惑なんです。幸輝先輩にはもう関わらないで」
幸輝に関わらないとか人生死んだも同じじゃね？なんて意味わからないこと考えながら「関わらないとか……無理じゃないかなぁ」なんて言うと冷たいものがぶっかかる。
うわ……水じゃん。
その子はバケツに入った水を私に目掛けて頭からかけてきた。性格悪くね……、
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りの(プロフ) - りょーさん» りょーさんリクエストありがとうございます〜！！是非書かせて頂きますね！！(^^) (2019年10月30日 20時) (
レス) id: d1d2f90851 (このIDを非表示/違反報告)
りの(プロフ) - みうさん» 喜んでもらえて何よりです〜！！！ (2019年10月30日 20時) (レス) id: d1d2f90851 (このIDを非表示/違反報告)
りょー(プロフ) - 初コメです！いつも楽しく読んでます！キュンキュンしまくりですー！良ければなんですが、永玖くんと幼なじみでずっと永玖くんのことが好きだけど、永玖くんは自分の親友のことを好きになっちゃうみたいな切ない系のお話って書けますか？全然ゆっくりで大丈夫です！ (2019年10月30日 3時) (レス) id: d8e54b1848 (このIDを非表示/違反報告)
みう(プロフ) - ありがとうございます！！！！永玖くん推しなのですごくキュンキュンしましたー！！また永玖くんのお話書いてください(>_<) (2019年10月29日 22時) (レス) id: b5f1530819 (このIDを非表示/違反報告)
りの(プロフ) - みーなさん» みーなさんリクエストありがとうございます〜〜〜！！是非書かせていただきますね！！ (2019年10月29日 17時) (レス) id: d1d2f90851 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぎょ | 作成日時：2019年9月12日 21時
