続き! ページ44
シン「…うるさいうるさいうるさい!カヲル君には関係ないだろ!?」
僕の中で何かが切れた感じがした。
関係ない。
その言葉がとても苦しかった。
確かに僕はパイロットでもないしネルフの人でもない。
だから確かに関係ないよ。
でも、でも、
カヲ「少しぐらい君を思ったっていいじゃないか…!」
シン「…っえ」
カヲ「関係ない?あぁ確かに僕には関係ないよ!けど、けど、僕はシンジ君の事が恋愛の感情で好きなんだよ!だから、君が傷ついていると僕も苦しくなる!でも何も出来なくて…!関係ないことは分かってる!けれど、部外者でも、君に傷ついてほしくないって、思ってもいいだろ…?」
病室に沈黙が訪れた。
僕はいつの間にか泣いていて、悔しくて、悲しかった。
こんな形で君に告白するなんて…
シンジ君は僕の方を向き、驚いた表情を見せていた。
もうこんな部屋にいたくない。
僕はゴメンね、邪魔したねと呟いて病室の扉に手をかけた。
そのとたん、後ろから手をひかれた。
シン「待って…!」
カヲ「はは…なんで待つんだい?こんな風に怒鳴って大好きな人に泣き顔みせる失態をさらして逃げない人なんて…」
シン「ゴメン!」
カヲ「…っは?」
何故謝る?
カヲ「ゴメン…て?君が謝る必要なんてない。だって君は真実しか口にしていないだろ?だから謝る必要なんて…」
シン「あるんだよ!」
シン「僕…カヲル君がそんなこと思ってるなんて知らずにあんなこと言っちゃった…!関係ない?そんな事ないよ!どんなときもカヲル君が側に居てくれて、励ましてくれたでしょ?僕にとってカヲル君は関係ない存在じゃない!あれは僕がカッとしてしまっただけだから…!だから、ゴメン!」
僕が話す隙もなく話すシンジ君。
関係ない存在じゃない。
それは僕が知らず知らずの内に心が求めていた言葉だった。
溢れていた涙が止まり、僕はシンジ君のみつめる。
シン「それ…に、カヲル君は友達だから関係ない〜とかじゃなくて…」
シン「僕、も、カヲル君の事が好き…!恋愛的で…」
そういいながら赤く顔を染めるシンジ君。
その君の綺麗な顔は赤くなっているも僕の方を向き、真剣な表情だった。
カヲ「えっ…じゃあ、両想いって事かい…?付き合うって事かい?」
シン「そうだよ…!」
嬉しさを顔にだしたシンジ君。
あぁ。これは人生の中で1番幸せなビックイベントだ…
知らずの内に僕の頬を水滴がつたる。
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み - 面白いけど途中から夢主が完全腐女子になってんのがなぁ…ごめんなさい、※とかつけてほしいです。夢小説読むために占つく来てるから…予告されずに腐女子にされるのは…嫌、です。わがまま言ってごめんなさい!! (2023年1月7日 19時) (レス) @page40 id: 416b0a0c46 (このIDを非表示/違反報告)
あお - いつも読んでます!式波・アスカ・ラングレー、惣流・アスカ・ラングレーの夢女子です。最高でした😭ほんとうに妄想が捗ります♡!うpありがとうございました✨🙇♀️ (2022年5月8日 23時) (レス) id: 257f4187c4 (このIDを非表示/違反報告)
オレンジイチゴバナナパフェ〜! - 彩華さん» えええ!?…(ネット調べ中…)あ、本当でした!教えてくれてありがとうございます!本当にありがとうございます! (2021年8月19日 20時) (レス) id: 0ecc69f7ca (このIDを非表示/違反報告)
彩華 - あの…マリさんの名前は真希波・マリ・イラストリアスで合っているのでは…?間違っていたらすみません… (2021年8月18日 21時) (レス) id: 868e856b61 (このIDを非表示/違反報告)
オレンジイチゴバナナパフェ〜! - モモさん» おお!?シンカヲ好きですか!?仲間だ〜!シンカヲへの変更は、これから誰からも何も言われかったらシンカヲにしたいと思います!けど、誰かからカヲシンじゃなきゃ嫌!と言われたら少し考えますかね。貴重な意見をありがとうございます! (2021年7月27日 22時) (レス) id: 0ecc69f7ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:オレンジイチゴバナナパフェ〜! | 作成日時:2021年5月19日 22時