大好きだよ ページ46
｢本当に、みっくんなの…？尻尾は？耳は？｣
み｢そんなに疑わないでよ。人間に化けてるの。…すっごく探したんだから。｣
ふわっと抱きしめられる。出かけた時に香ったさわやかないい匂いがする。
｢うぅ…寂しかったぁっ…！！｣
み｢よしよしっ｣
頭を撫でてくれるみっくんだが、声が涙声なのがバレバレ。全然変わらない。
｢いい匂いする。出かけた時のこと思い出す……あっ、この匂いフェロモンでしょ？なんの体質なの？｣
み｢あ〜…そういやそんなこと言ったっけ。その…これは、惹かれた人にだけ出るらしいよ…。｣
顔を見上げると真っ赤な顔をしたみっくん。
つまり…
｢みっくんは…私のこと、好きってこ…と？｣
み｢そうなる…ね。｣
耳まで真っ赤っかなみっくんは可愛いけど、
私の顔も多分真っ赤っかなんだろう。
み｢大好きだよ、Aちゃん。｣
｢…私も。みっくんのことが好き。｣
ニコニコと微笑んでいるみっくん。
それに釣られて笑顔になる。
み｢これからどうしよっか。また仕事…してるんでしょ？｣
｢うん。店長にまでなったし…すぐには辞めれないよ。｣
うーん、と首を捻って顎に手を当てる。
み｢じゃーあ、いつか、仕事のキリがいい時に辞めて……結婚しよっか。｣
｢うーん……えっ？ケッコン？｣
み｢うん！結婚！王国に行って結婚式を盛大にあげようよ。｣
『結婚』というワードが出てきて驚いてしまうが、これほど幸せなことは無い。
｢…うん！私、幸せ。｣
そ｢うわっ、先越された。見つけたら俺が告白しようと思ったのに！｣
エ｢そらじゃ無理だよ。やっぱりみっくんでしょ。｣
リ｢いや、告白通り越してプロポーズしてたけど。｣
木の影からぞろぞろと人が出てきたかと思えば
そらとえいちゃん、そしてりっくんだった。
｢えっ……嘘でしょ？ねぇ、幻覚でしょ？｣
エ｢なわけねーだろw ほら、暖かいでしょ。｣
えいちゃんが私の顔に触れる。
手は暖かくて、現実だということを示していた。
み｢ねぇ！俺のAっ！！｣
リ｢みっくん嫉妬深いもんね。｣
そ｢お幸せにぃ！！！？｣
｢ふふふっw｣
静かな公園が一気に華やかになった。
｢みんな…大好きだよっ。｣
｢｢｢｢俺も｣｣｣｣
｢一番大好きなのはみっくんだけど。｣
み｢照れる…やだぁ……｣
これから私は国王のお嫁さんになります。
それはまた…別のお話。
迷い込んだ世界は、妖怪の王国でした【AVNTIS】
〜END〜
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
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H��O(プロフ) - はんばーぐさん» 作者として何度見ても面白いと思ってもらえることはとても嬉しいものです…。いつもありがとうございます(´∀`) (2018年9月13日 17時) (
レス) id: ec2483dcbe (このIDを非表示/違反報告)
はんばーぐ - やっぱり何回みても神小説ですね。。 (2018年9月13日 16時) (レス) id: aad7888780 (このIDを非表示/違反報告)
H��O(プロフ) - はんばーぐさん» はんばーぐさんにはいつも応援していただいて感謝の気持ちでいっぱいでした！ありがとうございました！他の作品も応援して頂いてとても嬉しいです！頑張りますっ！(・ω・) (2018年9月2日 0時) (レス) id: ec2483dcbe (このIDを非表示/違反報告)
H��O(プロフ) - ナツさん» コメントありがとうございます！喜んでいただけて何よりです(´∀`) 全てのアバリスと自分のために← 書いたのでナツさんも含まれますよ！笑 見ていただいてありがとうございますっ！ (2018年9月2日 0時) (レス) id: ec2483dcbe (このIDを非表示/違反報告)
はんばーぐ - この話は終わったけど他のお話も頑張ってください！いつでも応援します！ (2018年9月2日 0時) (レス) id: aad7888780 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：H��O | 作成日時：2018年8月10日 20時
