過去の自分と今の自分。 ページ40
時々、昔のことを思い出すことがある。
『あんたなんか、産まなければ。』
『本当にやめてくれる？この約立たず。』
『俺に逆らうってか？』
あの時の顔、言葉を思い出すだけで怒り、悲しみ、憎悪が溢れる。そういう時は不機嫌になってしまう。
そ｢はよ。｣
｢うん。おはよ。｣
そ｢なんか元気ねぇな｣
｢なんでもないよ。｣
そらちぃさんと話してる時、うっかり不機嫌オーラを出してしまったのが運の尽き。
そ｢俺に話して。｣
そ｢なんかあった？それとも俺、なんかした？｣
そ｢ねーぇ、聞いてる？｣
部屋までついてきた。
知ったっていいことないのに。
｢そらちぃさんが知っても、得はありませんから。｣
そ｢ある！みんなよりAのこと知れる！｣
｢…はい？｣
自信満々に言った言葉は意味不明。
私のことを知ってなんの得があるのだろう。
そ｢俺にさ、話してよ。俺だって頼りにされたいし、なにより話せば楽になれんだろ。｣
まっすぐな目を見てたら断れなくなって。
結局自分の過去を話すことになった。
｢私は捨て子だったんです。まぁ15歳くらいだったんですけどね。｣
――――――――――――――――
｢お母さん…帰ってこないや……。｣
母には、遊び癖があった。
寂しいという気持ちを誤魔化したくて、
男の子と遊んでた。
『きみ、ひとり？ぼくとあそぼ！』
｢…だれ？｣
『僕、みつって言うんだ！みっくんってよんで！僕もひとりなんだ。あそぼ！』
｢みっくん……うん！あそぶ！｣
そして15歳のとき、私は捨てられた。
｢お母さん…、ごめんなさ、い！行かないで！！｣
『あんたなんか、産まなきゃ良かった。そうすればこんなことにはならなかったのよ！！』
うちの母は、男と遊び呆けて帰ってこず、父親とは離婚。
きつい言葉を投げかけられ、私はどこかも分からない川の近くに捨てられた。ついて行く気も失せた。
さ迷い続けて出会った人に拾われた。
男の人だった。
『可愛いねキミ、お兄さんとイイことしようよ。お金あげるからさ。』
拾ったって言っても一晩だけ。
ホテルで、男の人とシた。
だけどお金をたくさん貰った。
【こういうことをすれば、お金が稼げる。】
【これで生きていける。】
そう頭にすり込まれた。それからは早かった。
｢お兄さん、私とイイことしようよ。｣
最初にそれを教えてくれたお兄さんと同じようなことを言って、いろんな人に抱かれた。
それで生活していた。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
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H��O(プロフ) - はんばーぐさん» 作者として何度見ても面白いと思ってもらえることはとても嬉しいものです…。いつもありがとうございます(´∀`) (2018年9月13日 17時) (
レス) id: ec2483dcbe (このIDを非表示/違反報告)
はんばーぐ - やっぱり何回みても神小説ですね。。 (2018年9月13日 16時) (レス) id: aad7888780 (このIDを非表示/違反報告)
H��O(プロフ) - はんばーぐさん» はんばーぐさんにはいつも応援していただいて感謝の気持ちでいっぱいでした！ありがとうございました！他の作品も応援して頂いてとても嬉しいです！頑張りますっ！(・ω・) (2018年9月2日 0時) (レス) id: ec2483dcbe (このIDを非表示/違反報告)
H��O(プロフ) - ナツさん» コメントありがとうございます！喜んでいただけて何よりです(´∀`) 全てのアバリスと自分のために← 書いたのでナツさんも含まれますよ！笑 見ていただいてありがとうございますっ！ (2018年9月2日 0時) (レス) id: ec2483dcbe (このIDを非表示/違反報告)
はんばーぐ - この話は終わったけど他のお話も頑張ってください！いつでも応援します！ (2018年9月2日 0時) (レス) id: aad7888780 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：H��O | 作成日時：2018年8月10日 20時
