やっぱりお金持ちは違う ページ30
少し歩いて見えてきたのは賑やかな下町。
現代と違う。なんか…江戸時代っぽいのを想像してくれるとありがたい。
｢あ、あのっ、手…繋いでたらまずいんじゃ…｣
ツ｢大丈夫、はぐれないようにするためだから。｣
みっくんはどんどん歩いていく。だけど歩幅を合わせてくれてるのか、歩きやすい。
とことん優しいんだな。
結構街は長く続いてるようだ。
周りを見ても欲しいものがイマイチない。
｢あっ…｣
目に入ったのは綺麗なネックレス。黄色い宝石が控えめについてる指輪にチェーンを通した感じ。
ツ｢ん？あれが欲しいの？｣
｢綺麗だなって思っただけだから大丈夫！買ってもらうなんて申し訳ないし…って、みっくん！？｣
言葉を聞いてるはずなのに
お店に近づいていくみっくん。
『ツ、ツリメ様…！？い、いらっしゃいませ！』
店員の妖怪がびっくりしている。普段は来ないだろうみっくんを見て驚いているのか。
ツ｢どれが欲しいの？｣
｢えっと…｣
言われて台を見渡す。どれも綺麗で、
ネックレスと迷う。
｢…このネックレス…良いですか？｣
ツ｢うん！いいよ！綺麗だね〜。あ、これ欲しいんだけど…｣
『は、はい！』
その時私は見てしまった。見ない方が幸せだったかもしれない。値札が恐ろしい数字だったのを…。
420000…円……。
呆気にとられているとみっくんは会計が終わったのか近づいてきた。
ツ｢これ、つけてみて。｣
そう言われてネックレスを受け取る。
420000円の重みを感じる。持つのでさえ怖い。
｢ど、どうですか？｣
ツ｢うん！似合ってる！しかも宝石、イエローダイヤだし…俺の色だねっ｣
｢本当だ…。気づかなかった。｣
ツ｢きっと無意識でも俺を選んでくれたんだね。ありがと。｣
みっくんは私の頭をポンポンした。
やっぱりみっくんは安心する。
ツ｢さ、次いこ！欲しいものあったら言ってね。｣
また手を握ってきた。自然すぎて怖いわ。
――――――――――――――――
なんと…皆様のおかげで115位になりました！！
ありがとうございます(´ω｀*)ﾟ.:｡+ﾟ
『順位が更新されました』という通知を見た時は
( ﾟдﾟ)ﾎﾟｶｰﾝ って言う顔しました。えぇ。
最近では応援のコメントをくれる方もいて励みになります！応援の気持ちが糧となります,:('ω' ))ﾑｼｬﾑｼｬ
これからも
迷い込んだ世界は、妖怪の王国でした【AVNTIS】
をよろしくお願いします！
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H��O(プロフ) - はんばーぐさん» 作者として何度見ても面白いと思ってもらえることはとても嬉しいものです…。いつもありがとうございます(´∀`) (2018年9月13日 17時) (
レス) id: ec2483dcbe (このIDを非表示/違反報告)
はんばーぐ - やっぱり何回みても神小説ですね。。 (2018年9月13日 16時) (レス) id: aad7888780 (このIDを非表示/違反報告)
H��O(プロフ) - はんばーぐさん» はんばーぐさんにはいつも応援していただいて感謝の気持ちでいっぱいでした！ありがとうございました！他の作品も応援して頂いてとても嬉しいです！頑張りますっ！(・ω・) (2018年9月2日 0時) (レス) id: ec2483dcbe (このIDを非表示/違反報告)
H��O(プロフ) - ナツさん» コメントありがとうございます！喜んでいただけて何よりです(´∀`) 全てのアバリスと自分のために← 書いたのでナツさんも含まれますよ！笑 見ていただいてありがとうございますっ！ (2018年9月2日 0時) (レス) id: ec2483dcbe (このIDを非表示/違反報告)
はんばーぐ - この話は終わったけど他のお話も頑張ってください！いつでも応援します！ (2018年9月2日 0時) (レス) id: aad7888780 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：H��O | 作成日時：2018年8月10日 20時
