迷い込んだ世界は、妖怪の王国でした【AVNTIS】

お風呂上がりの来客。 ページ18

あのねあのね！(某アニメの天使風)
早速お風呂に入ろうと思うんだけどねっ！

｢ド綺麗だし馬鹿みたいに広いじゃん。｣

いや本当に綺麗なの。シャンプーのボトル、ポンプの向きまできっちり揃えられてる。

｢三つ星ホテル並じゃん｣

なんか入るの躊躇するなぁ…。



｢はぁ……気持ちいい…｣

濃すぎる1日だった。
ツリメさんに会ってほかの3人に会って。
襲われるところを助けて貰って。
そらちぃにからかわれ、りくがイケメン発言して。

｢案外、ここも悪くないかも。｣


さっさと寝たいから早めにお風呂を済ませた。





☆オープン・ザ・クローゼット☆

｢……えっ｣

目を疑う。いや、まぁね？予想はできてたけど…

｢オシャレだしめちゃくちゃ肌触りいいじゃん…｣

ドレスのようなものからスカート、ワンピース、オフショル……色んな可愛い服が揃ってた。

どうせ寝るんだし、ワンピースでいっか。


｢可愛いけどちょっと露出多いかなぁ…｣

そう思ってると

コンコン とノックが聞こえた。
時計の針は22時を指していた。

こんな時間に誰だろうと思いながらドアを開けると

そ｢……よぉ。｣



まさかのそらちぃさんがいた。




｢…何か用ですか？｣

少し離れて問う。もう油断はしない。


そ｢…今日、悪かったなって思って。謝りたくてさ。……怖い思いさせて、ごめん。｣

深々と頭を下げたそらちぃさんは反省しているのだろう。

そ｢そんなにバチバチに結界張らないでくれよ…まぁ俺が悪かったんだけどっ…｣

頭を搔いてバツが悪そうに目を逸らしながらぼやく。

｢…もうあんなことしないなら、許します。今後ああいうことがあったら、ツリメさんに言いつけます。｣

そ｢わかった、絶対しない。ツリメに言いつけられんのだけは嫌だし…｣

あー、こわっと呟きながら身震いするそらちぃさん。そんなにツリメさんは怖いのだろうか？




そ｢取り敢えず、今日は謝りたかっただけだから…。もう戻るわ。悪かったな、こんな遅くに。｣

｢いえ…、ではおやすみなさい。｣

そ｢おう、ゆっくり休めよ。｣





扉を閉めて、それからは電気を消して
ふかふかのベッドで寝た。

お風呂上がりの来客。 そらちぃ目線→←男はみんなオオカミさん…らしい。

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

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西 - この方角に福があるはずです

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