愛されたい…９

臣side ページ30

Aから
隆二に2人で話をしたいって
言われたって聞いた…､

隆二が何考えてんのか分かんねぇ…､

けど､Aはちゃんと俺と愛叶の事を考えて､
自分の気持ちを話し出した…､

Aの顔､口調で､
Aにはもう全く迷いが無い事が分かる…､

話の途中で､
Aが隆二と距離を置くつもりなんだって､
分かった…､

それに対しても､
さっきまでのAは居なくて､
何かが吹っ切れたように､見えた…､


これも全部､
Aの優しすぎる性格が起こした事…､


Aが離れるって決めてんのに､
周りが自分の気持ちだとか､
隆二の気持ちだとか､
みんなの優しさなんだろうけど､
Aに言い過ぎなんだよ…､

Aが悩んで､揺れるに決まってんだろうが…､

けどAは1回決めたら､曲げねぇ…､
俺はそれを1番知ってる…､

だから黙ってた…､


2人になったら､絶対に話をしてくるって､
分かったから…笑


臣「俺にしたら､隆二もお前も大事な人だから､
あからさまに避けんなよ！笑」

『うん笑､大丈夫！会ったら今まで通りにする笑､程よい感じに距離を取る！』

臣「あぁ､頼むわ！笑」

『愛叶もみんなに懐いてるしね！笑』

臣「だな笑」


全部俺の予想通りだったわ！笑


『おみ？愛叶が寝たら､隆二くんに電話する！
だから､隣に居て？』

臣「あぁ笑､今みたいに抱きしめててやる！」

『うん笑､1番安心する笑』

臣「ほんと好きだよな､この体勢…笑」

『うん!!おみと出逢った時から､おみに守られてる感じが好き笑』

臣「フｯ笑､そうだったな！
お前が客に連絡してるからだろ？笑」

あの時､一目惚れして…､
Aがちゃんと向き合ってくれて…､
俺が無理矢理付き合わせたような感じだった…､


『あれはほんまビックリした…､
いきなり首にキスしてくるし笑』

臣「嫉妬で狂いそうだったわ笑」

『ふふッ笑､懐かしーな！』

臣「あぁ笑」

愛「ママー､パパー､ねんねしよ？」

目を擦りながら､愛叶が抱きついてきた笑

臣「ベッド行こうか！笑」
『やな笑､ねんねしよ？笑』

愛「うん…」

愛叶を抱っこして､
ベッドで愛叶を真ん中で横になった…笑

愛叶は相変わらずAにくっついて寝てる…､
かなり眠かったのか､すぐに寝た…笑


臣「なぁー､そろそろベッド別にしねぇ？」

『なんでよ笑』

臣「俺がくっつけねぇじゃん…､」

『ふッ笑､おみ可愛い〜！』

臣「はぁ？可愛くねぇわ！」

『考えとく！笑』

お前が1番可愛い…笑

31→←29

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す