愛されたい…９

TAKAHIROside ページ19

Aは
ずーっと無言で､
運転してる…

何か考えてるって事だけは分かる…､

俺が聞き出そうとしたら､
俺にしか聞こえないぐらいの声で、

『たかちゃん……､』

T「どうした？」

『うち､隆二くん離れするから』

T「え？なに？急に」

誰か言った？汗
昼間の話…汗
なんでAが知ってんだよ…汗

『自分で思たんよ…傷付けてるんやないかって…､
それにみんなを見てたら分かるよ！
それと今日のたかちゃんと岩ちゃんの言葉で確信した!!笑』

なんで自分1人で決めんだよ…､
もし､それで隆二がダメになったら､
余計に自分を責めるクセに…､

もしかしたら…､
お前がダメになるかも知んねぇのに…､

T「A…ごめん､
俺はお前の方を心配してる…､」

『え？』

T「隆二がお前から離れたら､
隆二じゃなく､お前が耐えらんねぇじゃねーかなぁーって…､」

『たかちゃん……ｯｯ』

Aの目に涙が溜まってきた…汗

T「今は泣くな!!汗､運転危ねぇから!!」

『うんｯｯ…』

必死で目を拭いて､
涙を止めようとしてるけど､危な過ぎる…汗

『たかちゃんｯｯ……むりーぃｯｯ!!汗』

涙が出ててる理由なんて､なんとでもなるわ…汗

T「ちょっと!!汗､止まれって！汗
俺が悪かった!!」

Aはハザード付けて､横に寄った…汗

臣も心配してるし､
Aは適当な嘘付くし…汗

T「早く代われ！な？笑」

Aと運転を代わって､
Aは臣にバレないように､
俺に運転の事とかを普通に話してくる…笑

臣も信じたみたいで､後ろに戻った…､
ミラーで誰も近くに居ない事を確認して､

T「A…とりあえず今まで通り居ろ！
あからさま過ぎると､隆二が可哀想だから！
分かった？」

『……うん』

T「後､隆二の気持ちも考えずに…､
1人で勝手に決めんな…､
今の隆二が保たれてんのは､お前のお陰かも知んねぇし､お前も今のお前が保たれてんのは､隆二のお陰かも知んねぇだろ？
だから､1人で勝手に決めんなよ！な？」

『………分かった』

T「またちゃんと話しよ？2人でな？笑」

『………うんｯｯ!!笑』

T「もう着くから､いつものAに戻れ！笑」

『はぁい！笑』

T「いい子！笑」

運転しながら､片方の手で頭を撫でた…笑

『たかちゃん!!危ないって！汗』

T「お前じゃねぇから！笑」

『うちの方が上手いし！笑』

T「勝手に言ってろ！」

『もう!!!!』

Aが叩いてくるし汗

T「やめろ!!それこそ危ねぇわ!!汗」

『ふふッ笑』

笑顔になったわ笑

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