愛されたい…９

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予定日前日…､

愛叶は保育園行ってて､
おみは撮影で…､
家に1人…､



今陣痛来て､
まだ40分ぐらい空いてる…汗

しかも弱い気がする…汗
生理痛の酷いぐらいの痛み…､



《もしもし？》
『岡本さん……？おみは撮影中？汗』
《あぁ汗､どうした？汗》
『…………陣痛来たっぽい汗､まだ軽い痛みやけど』
《マジかよ…汗､すぐに掛けさす!!!!》
『……お願いしますｯｯ汗』


おみに電話しても繋がらへんから､
岡本さんに電話をした…､

『よかった…繋がって汗』


〜♪〜♪


おみから電話掛かってきた…､

《もしもし!!A!?汗》

おみの声を聞いたら､涙が出てきた…､

『おみぃーｯｯ………不安で怖いよぉーｯｯ…､』

《今からすぐ帰るから!!な？笑》

『………でも撮影はｯｯ!?』

《大丈夫！延期してくれるから！
少し時間かかるから､健二郎くんが行ってくれる！待ってろ！》

『うんｯｯ……分かった……ｯｯ』

電話が切れた…､


治まってる間に､玄関の鍵を開けに行った…､
戻ろうとした時に､痛くなった…汗

『……………ｯｯ痛い汗』



玄関が開いて､匂いで健ちゃんやって分かった…､

健「A!!ここでなんしてんねん！汗」

『ｯｯ健ちゃん､……鍵を開けにｯｯ……､』

健「そっか笑ありがとうな！
治まったら､ベッド行こな？」

『ｯｯ…………うんｯｯ』

健「泣いてんのか？笑」

『1人で不安でｯｯ………ｯｯ痛い……ｯｯ』

健「大丈夫！臣ちゃんも今こっち向かってるから！な？笑､腰か？」

『うんｯｯ……そこｯｯ……ありがとうｯｯ』

健ちゃんは腰を強くさすってくれた…､
治まってから､
健ちゃんとベッドへ行った…､

陣痛と陣痛の間に眠る…､

陣痛が来たら､健ちゃんはずーっと腰をさすってくれる…､

時間が全然縮まらへん…汗

『健ちゃん？』

健「どうした？」

『多分…まだまだ産まれそうにないからさぁ､
仕事戻っていいよ？汗』

健「なにゆーてんねん笑」

『だって､愛叶の時のような痛みが全然ないし…､
時間も縮まってへんし…､長い気がする…､』

健「臣ちゃん帰ってくるけど､愛叶迎えに行ったりせなあかんやろ？笑､大丈夫！
俺の心配なんかせんでええから！今は自分と赤ちゃんの事を心配しときぃー！分かった？笑」

『………でも』

健「A､分かってるか？」

『え？』

健「今日の夜中､臣ちゃん居てれへんやろ？
愛叶は誰が見るんや？Aの傍に誰がついてくれるんや？」

ほんまや…汗
忘れてた…､

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