愛され過ぎてます…続〜Final2〜

臣side ページ7

臣「葵衣さぁー､
今日1日Aを見てて､
なんでアイツがこんなに愛されるのか分かんねぇ？」

葵「え？」

臣「隆二やメンバー､TAKAHIROさんと話してるA見てて､分かんねぇ？
それにAがお前に言った事とか聞いてさ？」

葵「……ｯｯ､」

臣「分かんだろ？
お前はアイツと同じような事言えるか？
言えねぇだろ？
叩かれたのが､自分でよかったなんてよ！」

葵「………」

臣「俺は葵衣がどれだけ想いを伝えて来てくれても､Aと別れねぇし！
俺…初めてなんだわ！こんなに人を愛した事…､
Aを俺は､スゲー愛してる…､
ちょっとした事ででも､嫉妬で狂いそうになるぐらい…」

葵「………広臣､」

臣「今でも気が気じゃねぇもん…､
Aが隆二か壱馬の胸で泣いてんじゃねぇかってさ…､だから､もう諦めてくんねぇ？」


俺はAが言ってた通り…､
葵衣の目を見てちゃんと伝えた…､

すると､葵衣の目には涙が溜まってきた…､



臣「泣かれても､俺は拭かねぇよ？」


ティシュの箱を渡した…､


葵「分かってるわよ!!」

臣「てか､1回り近く違うアイツに勝てるんじゃなかったのかよ」

葵「……､」

臣「偉そな口叩いて､負けてんじゃん」

葵「うるさい､
ほんと腹立つ…」

T「正論だからだろ？」

葵「え？」

T「Aが間違った事言ってねぇから､腹が立つんだよ！しかもかなり歳下だしな！
けどな…アイツは色んな経験して来てんだよ！
俺らよりもな！」

葵「え？」

T「だから､あれだけの事が言える！
アイツなclubのNO.1を何年てしてきてんの！」

葵「Aちゃんが？」

T「あぁ笑､しかも高級club！
だから､色んな大人と絡んで来てんの！
高級だからさ､そこらの大人じゃ入れねぇよ？
言ってる意味分かるよな？」

葵「はい」

T「だから､色々勉強させてもらってると思うよ？アイツ､人一倍空気読めるし､頭はいいから！
慶応行けるぐらいの頭は持ってる！」

葵「うそｯｯ…」

臣「嘘じゃねぇ！
現に息子がAに似て､慶応の高校通ってる！」

葵「そうなんだ…､」

臣「そんな風には見えねぇだろ？
あの天真爛漫な性格だからな！」
岩「能ある鷹は爪を隠すって事！」

N「やっぱ違うねぇー！
慶応ボーイの言う事は！笑」
直「確かに笑」
E「けど､その通りだもんね！笑」

健「せやな笑」
T「だから､さっきも自分から出てったでしょ？」

葵「はぁー､もういいわ…」

臣「Aには勝てねぇよ!!笑」


誰にもな…笑

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