愛され過ぎてます…続〜Final2〜

臣side ページ49

臣「優愛！」

優「ん？」

臣「なんも隠してねぇ？」

優「何が？」

臣「ママの事で！」

優「なんで優愛がみんなに隠すんよ！
何かあったらゆーし！」



ヤバい…､
今の優愛が読み取れねぇ…､



臣「そっか笑」

優「パパとお兄ちゃんさぁー､
その冷たい目！辞めた方がいいで？」

臣「え？」
愛「だからそんな目､してねぇって！汗」

優「じゃあ無意識なんやね！
たまに､人をあやめてしまいそうな目してんで？」

N「優愛､それはいい過ぎじゃない？」

優「いや､なおちゃん見た事ないん？
優愛でも怖いって思うのに､
ママはもっと恐怖感持つと思うで？」



え？



臣「優愛…お前何か聞いたのか？」

優「ママの話？」

隆「ママのどんな話？」

優「ママの過去に何があったか､
優愛には全部話してくれた！」


マジかよ…､


優「優愛には同じ思いをさせたくないからって､
震えながら､泣きながら話してくれた！
だから､優愛はママを絶対に1人にはしない!!
何があっても絶対に!!離れない!!」


優愛は俺の目を見て､ハッキリ言い切った…､


愛「優愛…」
優「お兄ちゃんもママが呟いた事聞いてたやろ？」
愛「あぁ」
優「ママのあの言葉にはいーっぱい色んな想いが詰まってんの!!軽く受け止めんといてや!!
それだけ！優愛はママん所行ってくる！」


優愛は楽屋を出て行った…､

メンバーも優愛の迫力に圧倒され､誰一人口を開かなかった…､


愛「軽くなんて受け止めてねぇよ…､
ほんと､ムカつく…」

臣「愛叶､ママの言葉って何？」

愛「出掛ける前…､
俺と優愛をいきなり抱きしめてきて…､
初めは嫌がってる俺で遊んでるような感じだったんだけど…､」

臣「けど？」

愛「急にママが静かになって…､
『ママから離れんでよ…』って呟いて…､
優愛が「ママ…」って声掛けたら…､
『ママを1人にしんといて…愛叶と優愛は…』って､スゲー苦しそうな声で『お願い…』って呟いた…
あれは､多分…泣いてた､」

臣「……その後は？」

愛「俺は､1人にする訳ねぇじゃん!!って言ったし､優愛も「そうだよー！何言ってんのよ！ママ！」って笑ったから､いつものママに戻った…､」

臣「そっか…､
優愛には色々話してんのかもな…､」

愛「うん､今優愛とママ…一緒に寝てるからね」



なるほどなぁー､

Aは絶対に口を割らねぇだろうから…､

優愛に吐かすしかねぇな…､

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