愛され過ぎてます…続〜Final2〜

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『その性格になってもたんは…
幼い頃から…､
例えば…他人､親の顔色を窺う必要のある環境に長く居たり…､自分の事を優先するって事に罪悪感を感じるような教育をされてきたりするとさ…､』

臣「ん？」

『自分の意志を出す事が出来んようになる性格になってしまうねんて！
だから､自分が犠牲になってでも人に尽くしたり…､他人の言う事を聞いたりするのが当たり前になって……「お人好し」って周りからゆわれるようになる！』

T「それで？」

『それでって？』

T「Aは直そうとしたの？」

『したで？
けど……直らんかった笑
だって､それがうちの性格やもん！
病院の先生は直せゆーけど､ママと2人で話して､
無理矢理直すのやめた！笑』

臣「なんで？」

『うちが逆にしんどかったし…､
ママがうちのいい性格やってゆーてくれたから！だから､個性やと思て直すんやめた！』

臣「そっか笑」
T「だからかぁ…､」

『ん？』

T「人一倍空気読んでんだな！汗」

『かもね､無意識やけどな？笑
これは直らん！
今やからゆーけど､無意識にみんなの顔色､めっちゃ見てるもん！』

N「マジで？汗」

『うん笑､
例えば､今日はNAOTOさん機嫌悪そうとか？
今これゆーたらあかんかなぁーとか？笑』

N「うそ！汗」

『ほんま！笑
スケジュールいっぱいやのに､これ以上入れたら怒るかなぁーとか？笑』

健「ははっ笑､
そんな風には見えんかったわ！
バンバン入れてるから！」

『あれは岡本さんに振るから！笑』

N「ヤバいな笑
A､1人だったらスカスカかもな！笑」

『ふふっ笑､それ岡本さんにもゆわれた！』

臣「言われてんのかよ！」

『いつやったかなぁー､
りゅうちゃんの事でやったと思うで？笑』

隆「俺？笑」

「あｯ!!喉の手術して､歌えるようになった時！
うちがいっぱい詰めたら可哀想ちゃう？てゆーたら､岡本さんが隆二ならやるから入れていいって！笑」

隆「マジかよ…鬼だな汗」
臣「ははっ笑､ヤベーな！笑」

『ははっ笑､
その時にお前は優しすぎる！って､
お前に全部任せてたら､スケジュールスカスカだわ！ってゆわれたもん！
それから､困ったら岡本さんに全部振ってる笑』

T「長所と短所が一緒なんだな！お前は！笑」

『せやな笑
今となっては…直さんでよかったって思う！
こんな性格のうちを好きになってくれる人達に出逢えたから！笑』



すると､おみが優しく微笑み､抱きしめてくれた…

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