愛され過ぎてます…続

臣side ページ27

隆二にAの写真を
見せてもらえば､
マジびっくりした…､


隆二が言う通り…､

Aを見てカッコイイと思う事はそうそう無いから…､

俺はまた惚れ直した…､




コンコン！


健「はい！」



HIROさんが入って来た…､


『HIROさん！笑』
臣隆健「お疲れ様です！」

H「お疲れ！」

『どうかしたぁ？笑』

H「A！スゲーよかったよ！笑」

『え？』

H「隆二との撮影だよ！
写真見せてもらったよ！」



あぁ笑



H「でさぁー､この写真なんだけどー笑」



と言って､印刷しただろう写真を俺らに見せた…､

その写真は隆二とAがスゲー笑顔で､
見つめあって笑ってる写真だった…､



隆「これ笑」

『りゅうちゃんがこちょこちょして来たヤツやん！笑』

隆「Aからしたんだろ？笑」

『まぁね笑
だって､笑わせてってゆーから！』

健「どっちではええわ！笑」



間違いない…汗



臣「この写真がなんですか？汗」

H「使わせて欲しいって！」

『えぇー!!汗､
いや､ガッツリ顔写ってるやん！』

H「あぁ､写ってる！
RILYのインスタに載せるだけだよ！」



マジ…汗

顔出ししねぇって約束じゃん…､



隆「俺…聞いてないっすよ？」



隆二の声が少しだけ低くなった…､



H「だって使う気無かったからだろ？
俺もいい写真だと思うんだけどなぁー笑」

隆「ですけど…汗」

H「それに臣？」

臣「はい？汗」

H「もうそろそろAの顔が出ても良くねぇ？臣がAの顔を出さない理由が何かあんのか？」



え？汗

そんなの言わなくたって分かんじゃん…汗



臣「Aに何かあったら…」

H「もう大丈夫だよ！」

臣「え？」

H「もう結婚して何年経ってだよ！
ファンも認めてる！
しかも､1回Aの顔はあの時に出てるだろ？」

臣「……､」

『おみ？』



Aは不安そうな顔で俺を見上げてきた…､



臣「夫婦で撮った訳じゃ無いですし…､
あの時に隆二がAに恋愛感情を持ってたって事も出てるんすよ？」

『………､』

臣「よく思わねぇファンだって居ますよね？」

H「居ないとは言えないな…､」

臣「Aがもし…批判されるような事があったら嫌なんっすよ…汗」



理由がなにであれ…､

Aが傷付くような事は避けたいんだよ…､



H「批判がなかったら？」



え？



H「もし批判がなかったら､どうする？
Aをモデルデビューさせていいか？」

隆健「え？」
『えぇー!!汗』

臣「……､」



なんだよそれ…

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