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臣side ページ16

隆「A?
よく聞いてな?」

『ッッ…、』

隆「俺はさぁー、臣と同じ仕事だし、同じ男だから臣の気持ちも痛いほど分かるんだよね?
もちろん、Aの気持ちも分かるけど!」

臣「隆二…、」

隆「こんな事言ったら、Aはまた差別だとか言うんだろうけど、Aは女の子だしな?
ベロベロになるまで飲んでさー知らない人に連れてかれでもしたら大変な事でしょ?
分かるよね?」

『うん…ッッ、』

隆「普段でも男の人の力には勝てないって、Aが1番分かってるはずだもんね?」

『………ッッ、』

隆「だったら、これからは嘘ついて飲みに行くのは辞めよう?な?
飲みたいなら、誰かしら付き合ってくれるから!
俺だって、飲める時なら付き合う!」

『うんッッ…、』

沙「A?」

『………、』

沙「えぇー汗、今起きてたじゃん…汗」
隆「え?……ははっ笑、寝ちゃった!笑」

臣「マジでありえねぇ…、」



Aは、隆二のお腹に顔を埋めたまま眠った…、



隆「起こす?笑」

臣「いや、いいわ…汗
ソファーでとりあえず寝さす…、」



俺はAを抱き上げ…ソファーに寝させた…、
そして、涙を親指で拭いた…、



沙「臣くん?
奥さんが、ほんとAでよかったね?笑」

臣「え?汗」

沙「中々居ないよー?
こんなに我慢強くて、しっかりした嫁!」

隆「沙織さん?笑」

沙「私はAみたいに強く無いからね!
芸能人だって分かってても、いざそうなるとしんどいよ?」

臣「………、」

沙「今回で改めて、Aは凄いって思ったもん
ねー笑、お酒飲んで、ベロベロに酔っただけだし、
可愛いもんよ?笑」



え?汗



沙「私や、大概の女なら家出してんじゃない?
最悪の場合、しんどくて離婚とか?笑」

隆「だって臣…汗」
臣「離婚とかマジで無理…汗」

沙「A、さっき本音で言ったでしょ?笑」

臣「え?」

沙「何回目よ…って!」



あぁ汗

言ったな…、


隆「言ったね…汗」
臣「あぁ…、」

沙「その一言に、Aの色んな気持ちがいっぱい含まれてると思うよ?
だから、次は無いって思っとかないと!ね?笑」



沙織さんは、そう言って帰って行った…、



臣「次は無い……かぁ、」

隆「そう思って気を付けろって事じゃん?」

臣「あぁ、
てか、今回でマジでAの気持ちが痛いほど分かったわ…、」

隆「ん?」

臣「Aは毎日、俺の帰りをこんな気持ちで待ってたんだって…、」



ごめんな…A、

隆二side→←臣side



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Ri(プロフ) - kotanonさん» もうほんまにちゃんと分かって貰わんとね!笑、主人公ちゃんが可哀想… (2018年10月26日 15時) (レス) id: 7d8fcc308a (このIDを非表示/違反報告)
kotanon(プロフ) - 臣くん少しは主人公ちゃんの気持ちが分かったのかな?キレてますが苦笑。その想いを主人公ちゃんは何度も経験してるんだよ。 (2018年10月26日 4時) (レス) id: 686877da6e (このIDを非表示/違反報告)
Ri(プロフ) - misa33misa33さん» 初、コメントありがとうございます!楽しみに待って頂けると嬉しいです!笑 (2018年10月25日 9時) (レス) id: 7d8fcc308a (このIDを非表示/違反報告)
misa33misa33(プロフ) - 次の更新も楽しみにしてます! (2018年10月25日 0時) (レス) id: d80b94cbd1 (このIDを非表示/違反報告)
Ri(プロフ) - kotanonさん» ありがとうございます!雨宮兄弟はやっぱり女ネタが無いとねー笑、続編もよろしくお願いします! (2018年10月24日 23時) (レス) id: 7d8fcc308a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Ri | 作成日時:2018年10月24日 9時

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