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隆二side ページ7

Aは
臣の事を許すって
言ってたけど、
まだ臣の顔を見て、不安そうな顔をする…、

それに臣も多分気付いてる…、

だからAの手を離さず、ずっと握ってる…、
付き合い始めた頃のように…、
今回はマジで、久々なぐらい臣が焦ってた…、

Aが
誰も分かんねぇ所に行くなんて、
今までに無かったから…、


Aは壱馬と慎と海の近くで、
楽しそうに話しに行った…、
臣は渋々手を離した…、


隆「怖い?」

臣「え?」

隆「Aが離れて行きそうで怖い?」

臣「怖くはねぇけど、
どうしたら、アイツの今の不安を取り除けるのかが分かんねぇ…、」

隆「そっか…、」

臣「壱馬と慎には、あんな笑顔で話してんだよ…、
まだ俺に向けてはない、」


臣に言われ、Aを見れば…、
3人でじゃれ合いながら…、
満面の笑みを壱馬と慎に向けてた…、


隆「もう帰るか?」

臣「アイツが帰るって言えばな…汗」

隆「まぁ、確かに…汗」


Aは今何を想ってんだろ…、

ただ嫉妬からならいいけど…、
Aが言いかけた言葉が気になる…、


ーうちは真っ暗な海なんよ…ッッ、


その言葉に深い意味が無ければいいけど…、
どういう意味で言ったんだろう…、
あの満月のように、照らしてくれる人が欲しいと
言う事なのか?


臣「隆二?」

隆「なに?」

臣「MV見た日の帰りにさぁー、
俺が久々なぐらい嫉妬で狂ったみたいになって、
自分の感情だけでAを抱いて…、
マジで、自分が情けなくなった…、」

隆「…、」

臣「俺は自分がどんな顔をしてたかは、分かんねぇけど、AがMV撮った事を後悔してるって…、」

隆「なんで!?汗」

臣「俺に苦しそうな顔をさせるぐらいなら、
撮らなきゃよかったって…、
自分が前に進む事も必死かも知れないけど、
愛する人に苦しそうな顔をさせてまで、前に進みたくないって言われた…、」


なんだよそれ…、
せっかく前に進みかけてたのに…、


臣「柄にも無く、泣いちゃってさ…、
Aは…ほんと物分り良すぎんだよ…、
今回の事だって、許すって言ってたけど…、
実際は多分自分の中でまだ整理出来てない…、
Aは常に俺中心で考えてんだよ…、」

隆「だろうな…、」

臣「なのに、簡単に傷付けて最低だよな…、俺、」




『壱馬くん、歌って!!笑』
壱「いややって!!」
『いいやん!!ね?笑』
慎「はい笑」
壱「じゃあAも歌ってや?」
『なんでよ!汗』


早くあの笑顔を臣に…、

臣side→←臣side



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作者名:Ri | 作成日時:2018年8月22日 4時

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