愛されたい…１３

臣side ページ50

臣「話聞いて!!汗」


お願いだから…ｯｯ､


『ｯｯ……聞きたくないｯｯ!!
あの女の人とキスでも何でもすればいいやん!!
2人で抜けるつもりやったんやろ!!』


ほとんど聞いてたんだｯｯ…､


臣「違う!!それは誤解だって!!」


って言っても聞いてくれないしｯｯ…､


『ちゃんと聞いたもん!!』
沙「A？」

沙織さんが来て､沙織さんの腕をAが掴んで､


『沙織さんの家にお泊まりするから!!!!』


と言ってタクシーへ乗ろうとした汗
今帰したら､取り返しの付かねぇ事になりそう…汗

沙織さんが先に乗ったから､
Aの腕を掴んだ…､

『ちょっと!!汗』

臣「沙織さん!!すみません!!
A､連れて帰ります!!汗」

沙「いいけど､それ以上傷付けないでよ？」

臣「分かってます！」
『沙織さんと帰るってば!!汗』

沙「A！いつでも電話しておいで！」

『沙織さーんｯｯ……ｯｯ』

沙織さんを乗せたタクシーは行った…､

『もう!!何なんよ!!』

臣「ちょっと来て！外は目立つから!!汗」


Aの手を離さず､店の個室を借りて入った…､
そして､Aを強く抱き締めた…､


『離して!!』

臣「ほんとにごめんｯｯ!!汗」


Aは俺から離れて下を向いた…､


『謝って欲しいやなんて思てへん!!』

臣「全部誤解なんだって!!汗」

『何が？』

臣「キスだって俺からしてない!!」

『俺から？ってなに？
さっきみたいにってねだられてたやん!!』

臣「いきなり向こうからされて､
自分からして来たのに､俺がしたかのように言ってきただけ…､」

『………おみ､もういい』

臣「え？」

『……頭ん中､整理出来ひんから………先に帰る』


Aはカバン持って立ち上がった…汗
帰したくなくて､腕を掴んだ…､


臣「A…､」

『お願いだから､離して…1人になりたいｯｯ』


俺の手を離して､部屋を出てった…､


臣「A!!汗」


俺の声も届かず､Aは戻って来なかった…


ー今が何も無く…幸せ過ぎる事がさ…､
それが普通なんかも知れんけど…､
うちにしたら､それがたまらなく怖くなる…､

ーまたいつか誰かに…､
この今の幸せを壊されるんやろうかって…ｯｯ､



臣「何してんだよ…俺が壊してんじゃん…ｯｯ､」


慌てて､Aを追いかけて探したけど､
もうAの姿はなくて､
タクシーで家に向かった…､


家に着いたら………Aは居なかった､
電話をしても､電源か入ってない…汗


臣「何処行ったんだよ!!!!」

この小説の続きへ→←臣side

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す