愛されたい…１３

臣side ページ42

自分の感情だけで､
Aを抱いてしまった…､

Aが
1番嫌う抱き方なのに…､

Aは受け止めて､応えてくれてる…､


そのまま勢いで､
Aの中に入れたら…､
Aは俺の頬に両手を添えてきたから､
Aの顔を見ると､Aの気持ちが読めねぇ…何とも言えねぇ顔をしてた…､


『おみぃｯｯ……大好きｯｯ……愛してるｯｯ……あｯｯ､』


俺が1番好きな言葉を言ってくれた…､


臣「Aｯｯ………んッ……スゲー愛してるｯｯ､」

『ｯｯ……この先もｯｯ……おみだけやからｯｯ…､』

と俺に微笑んだ…､


その後しばらくして､2人で果てた…､


Aはぐったりしてる…､


臣「A……ごめん」

『なんで謝るん？』

臣「だって俺…､」

『じゃあ､うちも悪いから…ごめんね？』


意味分かんねぇ…､


『意味分かんねぇ…』

臣「え？」

『って顔してる笑』

臣「バレてんのかよ…汗」

『バレバレやわ笑､
………おみに嫉妬させて､不安にさせたのはうち…､
今になって､ちょっと後悔してる…､』

臣「え？」

『おみにあんな苦しそうな顔をさせるなら､
あんなMV撮らんかったらよかった…って汗､
自分が前に進むのも必要なのかも知れんけど､
自分が愛する人を苦しめてまでは､前に進みたくない…､』

臣「A…､」

『愛する人の悲しそうな顔…､
寂しそうな顔…､苦しそうな顔を見る程…､
辛くて…苦しい事はないからな…汗』


たまらなくなって､
Aを抱きしめた…ｯｯ､


『今までおみにそうゆう顔を､
いーっぱいさせて来てもたから…､
もうさせたくないねん…､
けど今日､久々にさせてもた…ごめんね？おみ…､』


情けねぇ…､
涙が止まんねぇ…､


臣「ほんと何なんだよ…ｯｯ､」

『ん？』

臣「物分り良過ぎんだよ…マジでｯｯ､」

『そう？それぐらいおみを愛してるって事なんやけどな？笑』

臣「俺はそれ以上に愛してるよ…ｯｯ」

『じゃあ､うちはそれ以上に愛してる！笑』

臣「バカだろ…､」

『バカでいいもん!!ほんまの事やし！笑』

Aから離れ､頭を撫でた…､

臣「フｯ笑…お前には負けるわ…､」

『やっと笑った!!笑』


Aは俺に満面の笑顔を向けた…笑
その笑顔を見ると､自然と笑顔になれる…笑


『おみｯｯ!!笑』

臣「なに？笑」

『何か呼びたくなっただけ！笑』

臣「なんだそれ笑」

『ふふｯ笑』


可愛い過ぎんだよ…ほんと笑

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