岩side ページ50
沙織の話を
みんな静かに
聞いてて…、
俺は途中から何も言えなくなった…、
俺だけじゃなくて、みんなそうだと思う…、
俺らはAの事、
まだまだ知らない事ばっかだって事…、
沙「あの子の凄いのは、
ドレス着て、ヘアメイクしたら別人になんの!笑」
臣「え?」
沙「臣くんも役者してたら分かるでしょ笑、
役に入ったら変わるじゃん!それと一緒だね笑、
Aもヘアメイク終わるまでは、自信無くて、
恥ずかしがり屋でいっつも『どうしよう汗』とか言ってんのに、終わったら目を閉じるの…笑」
それを聞いて気付いた…、
Aが歌う前も目を閉じてたって事…、
確かに歌ってる時と、
歌い終わった後のAは別人だった…、
沙「しばらくして目を開けたら、
クラブのNO.1のAになってんの!
初めて見た時マジでびっくりしたわ!
女優かよ!って突っ込みたくなったからね!」
臣さんは無言で部屋を出てった…、
多分Aの所へ行ったんだろう…、
岩「…………やっぱ似てる」
隆「岩ちゃん?」
沙「え?」
N「Aと岩ちゃんだろ?笑」
岩「はい笑
Aも切り替えて、自分を保ってたんだよ…、
俺が三代目の岩田剛典に切り替えてんのと同じように!笑」
沙「そうだね笑」
臣さんがAを連れて戻って来た…、
『みんなどうしたん?汗』
臣「歌い疲れたんじゃね?な?笑」
隆「うん!ちょっと休憩!」
『そっか笑、
てか、もうすぐ愛叶帰ってくるから帰らんと…汗』
臣「そんな時間!?」
『うん汗、おみはみんなと居ていいよ!』
臣「え?」
岩「A、1人で帰んの?」
『うん笑、愛叶帰って来てから、買い物行って、
優愛のお迎え行く!笑』
沙「ママだねぇー笑」
『ママですよ!笑』
沙「あのAちゃんがね!笑」
『それどうゆう意味ですか!』
沙「沙織さーん!!って泣いてたのに、
成長したなぁーと思ってさ!笑」
『もう昔話はいいですって//』
臣「ほんとに1人で行くのか?
俺も『大丈夫!』A?」
『毎日1人でしてる事やもん!笑』
前から思ってた事がある…、
岩「A?」
『なに?岩ちゃん笑』
岩「前から思ってたんだけど…、」
『ん?笑』
岩「ほんとのAは、どのAなの?」
『え?』
岩「臣さんと居る時のAなの?
愛叶と優愛のママで居る時なの?
俺らと居る時なの?
それとも……1人で居る時?」
『岩ちゃん?なにゆーてんの?汗』
気付いてないんだ…、
全部自分が違う事に…、
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作者名:Ri | 作成日時:2018年8月15日 22時