愛されたい…１２

臣side ページ41

Aが
袋から出して
被ったキャップ…､


何処で見たっけなぁー､


臣「A？それ買ったの？」

『キャップ？』

臣「うん」

『隆二くんにもらった！笑』


あぁー､
思い出したわ…汗

隆二のアパレルブランド名だわ…汗


臣「却下､替えてこい！」

『えぇー可愛いのに！』

臣「俺のキャップやるから！」

『分かった笑』


と言ってキャップを取れば､
ハーフアップしてるゴムまで「RILY」だし…､


臣「お前､どんだけ隆二に貰ってんだよ…汗」

『このゴムとTシャツとパーカー貰った！』

臣「マジで!?」

『うん笑』


嬉しそうに話すAを見て､


臣「マジで嫉妬するわ…」


荒々しくAにキャップを被せた…､


『だっておみくれへんやん!!』


そっか…汗
やってなかったわ…汗


臣「今度やるよ笑」

『うん笑』

臣「ほら行こ？」


手を出したら､『うん笑』と言って子供みたいに繋いでくる…笑
ほんと可愛い奴…笑


臣「たまには､俺が運転してやるよ！」

『大丈夫なん？汗』

臣「あぁ笑､心配すんな！」

『分かった笑､
ヤバかったら､ゆーてな？代わるから！』

臣「あぁ､分かった笑」


Aを助っ席に座らせ､運転席に乗った…､

しばらくこの車に乗って無かったから､
気付かなかった…､

臣「お前､マジでファン過ぎるわ…汗」

『え？』

臣「隆二のDVDは流れてるし､
これ､隆二のソロLIVEのグッズだろ？汗」

『あッ!!汗……ごめん､
いや､貰ったのに使わないと勿体ないかなぁーと思って汗』

臣「まぁそうだけど汗､じゃあDVDだけ変えて！」

『うん笑､じゃあおみのにする！』

臣「てか､DVDじゃなくても良くね？汗」

『やね笑､隣に本物の臣様居るし！
じゃあCDにする！』

臣「恥ずかしい事をサラッと言うなよ…汗」

『だってほんまの事やん！笑』

臣「分かったから､かけるならかけろよ」

『うん笑』


Introから聴くのかと思ってたら､
「Withyou」を鳴らした…､


『この曲ずーっと聴いてられる！笑』


と言って口ずさんでた…笑


臣「そう言えば､Aの歌聴いた事ねぇかも…」

『歌った事ないもん！』

臣「だよな…今度聴かせて？笑」

『絶対いや！』

臣「なんでだよ」

『上手くないもん！
三代目のvocalに聴かせるなんてほんま無理！』

臣「それ関係ある？笑」

『大ありやわ！笑』

臣「お願いだって！今度歌ってな？笑」

『いつかね！笑』

絶対歌う気ねぇじゃん…笑
健二郎くんと隆二連れて歌わそ！笑

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