愛されたい…１１ (ページ10)

今日:6 hit、昨日:4 hit、合計:129,472 hit

臣side ページ10

Aは
手紙を読み始めて､
ずーっと号泣してる…､

Aは
俺らにパパの手紙を渡した…､

臣「……､」
健「ほんまにええんか？汗」

『うんｯｯ……読んで欲しいｯｯ…､』

隆「分かった､」

俺らはその手紙を読んだ…､

読み終わったら時には､
3人共､涙を流してた…､

ーA！大好きやし､愛してるで！

臣「お前の言葉……パパだったんだな…､」

『うんｯｯ…､』

隆「A…､最期ちゃんと会っておいで？」
健「愛叶と優愛は見てたるから！
臣ちゃんと会ってきぃ！」

『ｯｯ……うんｯｯ､怒ってきたるｯｯ…笑』

Aは泣きながら微笑んだ…､

健「あぁ笑､気ぃ済むまでゆーてきぃー笑」
隆「だね笑」

臣「………行くか？」

『うんｯｯ…､』

Aの手を強く繋いで､
先生とパパが居る部屋へ行った…､

その部屋は冷たい空気で､パパが寝てるベッドしかない…､

ドラマとかで見た､そのままだった…､

Aはドアから動かない…､

臣「A…､」

『…………ほんまなんやなｯｯ…実感が…なかったから』

Aはゆっくりパパのベッドの横に立った…､
そして､ゆっくり布を取った…､

『…………パパ？また冗談やでｯｯてゆーてやｯｯ!!』

ヤバいと思い､後ろから抱きしめた…汗

『やっぱりぃｯｯ…イヤやぁーｯｯ……ｯｯ!!
パパーｯｯ!!……A､おいで？ｯｯてゆーてｯｯ!!
A!!大好きやし､愛してるでｯｯてゆーてよｯｯ!!』

臣「A……､」

『パパまでｯｯ……うちを置いてかんといてやｯｯ…､』

Aの身体の力が抜けた…､
支えるように､強く…強く…抱きしめた…､
今の俺に出来るのは､それが精一杯の事…､

しばらくAはパパから離れず､

やっと離れてくれて､
憔悴し切ったAを連れて､帰った…､