愛されたい…１１ (ページ34)

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臣side ページ34

Aに
誰かが声を掛けないと､
多分いつまでもママの所から
離れない気がした…､

臣「A？そろそろ行こ？」

『うん笑､ママ…またね､
愛叶と優愛も､ばぁばにお手手合わせて､バイバイして？………ママの真似してね！笑』

愛優「はい笑」

Aがお手本を見せたら､
愛叶も優愛もちゃんと出来た…笑
俺らも後ろで手を合わせた…

愛優「バイバイ笑」

『ええ子♡』

ママのお墓を後にした…笑

臣「ちゃんと出来たな！笑」

愛優「うん笑」

健「俺は愛叶にビックリしたわ！笑､
ほんまに成長したな！愛叶のおいで？笑」

愛「けんちゃん!!」

健二郎くんは愛叶を肩車したら､
隆二と手を繋いでた優愛も隆二に､

優「りゅうちゃん､ゆあも!!ゆあも!!笑」

隆「いいよ笑」

優「やったぁー笑」

隆二に肩車してもらった…笑

『健ちゃん､隆二くん､ごめんね？汗』

健「ええよ！な？笑」
隆「うん笑」

N「愛叶と優愛が可愛い～からね！笑」
E「ほんとっすね笑」
直「自分の子みたいだもんね！笑」
岩「はい笑」

『ほんまにありがとう！笑』

臣「A？」

『ん？笑』

俺はAの頭に手を乗せて､
身体を曲げて､目線を合わせて見つめた…､

『なに？汗』

臣「………行けるか？」

『え？汗』

臣「パパの所に…怖いか？」

Aが目を逸らした…､

臣「無理しなくていい…､
もし､1人がいいなら俺らは行かない…､
どうする？」

『………1人で行く』

臣「……分かった笑､何かあればすぐ連絡しろ！」

『……うん笑､おみ………ありがとう､』

臣「あぁ笑」

『じゃあ､行ってくる…笑』

岩「A…無理そうなら戻っておいでよ？」
隆「待ってるから！笑」
健「行けたら､ちゃんと話してきぃや？笑」

N「俺が居る事､忘れたらダメだよ！」
E「頑張っておいで？笑」
直「ほんと無理だけはダメだよ！」

『うん…ありがとう……ｯｯ笑』

目に涙を溜めたまま…俺らに背を向けた………､

臣「A!!」

Aが振り向いて､首を傾げた…､

臣「ちゃんと戻って来いよ!!」

Aは満面の笑みを返して､また背を向けた…､

隆「臣？」

臣「俺…あの小さな背中を見ると､
Aが帰って来ねぇかと思ってしまう…､
怖くなってしまう…､
これは中々､直んねぇわ…汗」

隆「臣､大丈夫！
ちゃんと戻って来るよ！笑」
健「Aには臣ちゃんしか居てへんやろ？笑」

臣「……あぁ笑」

Aの帰りを､俺達は待った…､