愛されたい…１１ (ページ27)

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臣side ページ27

壱馬の関西弁で
安心した顔をしてる
Aを見て､
初めて壱馬に嫉妬してしまった…､

隆「臣？どうした？」

臣「いや……､大丈夫…汗」

『………おみ？』

臣「NAOTOさん達待ってるから戻ろ？」

『……あ､うん笑』

壱「俺もこれからボイトレなんで！
失礼します！笑」

臣「あぁ笑､頑張れよ！」
隆「頑張って！笑」

壱「はい笑､
Aもまた何かあったら連絡しぃや！笑」

『うん!!笑､ありがとう！』

壱馬は戻って行った…､

無言で､Aの手を繋いで､楽屋へ向かった…､

ダメだわ…､
壱馬に嫉妬してんのか…､
関西弁に嫉妬してんのか…､
分かんねぇ…､

『おみぃ？……何か怒ってるん？汗』

臣「いや､怒ってはない」
隆「………､」

『ならいいけど…汗､
もし気に触るような事してたんやったら､ごめん』

Aは下を向いてしまった…､

臣「Aは悪くない…笑､
だから気にすんな！」

『ほんまに？』

臣「あぁ笑」
隆「ほら､早く行こ？」

『うん笑』

楽屋に着いた時に､
Aはトイレ行くって歩いて行った…､

隆二と楽屋入ったら…､

隆「珍しいね！壱馬に嫉妬なんて！笑」

え？汗

臣「さすが隆二だな…汗」

隆「バレバレだわ笑」

臣「マジか…､
よく分かんねぇんだよ…汗」

隆「なにが？笑」

臣「壱馬に嫉妬してんのか…､
ただ関西弁に嫉妬してんのか…､汗」

隆「なるほど笑､
A､スゲー安心した顔をしてたもんね！」

臣「あぁ…汗」

隆「健ちゃんで試してみたら？笑､
なら壱馬にか､関西弁にか､分かんじゃね？」

臣「それいいかも！笑」

ゲームしてる健二郎くん呼んで､
全部説明して､
Aが戻って来たら､優しく元気付けてもらう事になった…､

健「大丈夫かなぁ？
大阪と京都ってちょっとちゃうやん？汗」

隆「大丈夫っしょ！笑」

臣「Aの顔を見たら分かる…､」

健「ならええけど笑」

楽屋のドアが開いて､

『ただいま…､』

さっきの元気がない…､

臣「A？」

健「どうしたんや？泣きそうな顔して！」

『……やっぱり､1人になるとキツイ､』

健「ほらな､今日ここに来て良かったやろ？
留守番してたら､ずーっと1人やったんやで？
今はいつもより､もっと頼って甘えたらええ！」

『ｯｯ……健ちゃんｯｯ､』

健二郎くんは泣いたAの頭を撫でた…､

健「みんなAが大好きやねんから大丈夫！」

『うん笑』

Aは涙を拭いて､安心した笑顔になった…､

関西弁かぁ…､