愛されたい…１１ (ページ39)

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臣side ページ39

あの女の事…､

N「A？どういう事？汗」

『会った……パパの彼女やった人に､』

隆「え？汗」

『いつ付き合ってたのか知らへんけど､
ママが妊娠したから､パパはママを選んだから
ママに取られたってゆーてた…､』

臣「それでなんでお前が『パパは!!』え？」

『パパはママの代わりで抱いてたんやない!!
パパは途中からママを愛してへんかったってゆーてた!!』

臣「なんだよそれ…､」
N「説明して？」

『………ゆえん!!』

Aは俺から離れて､俺らの方を向いた…､

『………考えたら､気持ち悪いｯｯ』

自分で自分を抱きしめた…､

隆「A？違ったらごめん…､」

『なに？汗』

隆「……恋愛感情があったって事？」
臣「隆二!!汗」

『…………ｯｯ汗』

隆「そうなんだね？」

『……､』

臣「A？」
健「パパがAにか？汗」

N「………それだけ？」

『え？』

N「それだけで､今Aはその状態になってるの？それを聞いた俺らやおみが引いて､離れてくとでも思った？」

『………それだけって､』

N「他にあるの？」

『……､』

N「俺らも会ってるんだよ！その女の人！」

『え？汗』

N「Aに傷付けられたって言ってた…､
Aがパパに抱き続けられてた理由は1つしかないでしょ？って『イヤ!!!!』」

『……ゆわんでｯｯ､』

N「無責任な事言うかも知れないけど､
愛されてたのには違いないでしょ？
それにこんな言い方したらダメだけど､
もうパパは居ない…､居ないから何かある訳でもないし､臣だって心配する事もないじゃん？
違う？」

『……､』

N「違うなら違うって言ってくれていいよ？」

『間違ってはない…､』

N「けど？」

『………全部疑ってまうｯｯ』

Aがさっき言ったように､
何がほんとで何が嘘なのか分からなくなってて､
人を信じれなくなってる…､

臣「俺が…言う事も信じれない？」

『………､』

首を横に振った…､

臣「NAOTOさんが言った通り､
俺もパパが生きてたら､正直ヤバイかも…汗」

隆「確かに…汗」
健「恋愛感情あるとか､
臣ちゃんが嫉妬で狂るてそうやわ…汗」

臣「ヤバイと思う…汗」

こんな事聞いたら､
ほんとはもうお墓にも行かしたくない…､

N「A……？」

『はい』

N「臣は多分言いたくても言えないだろうから､
俺が言う…､」

『なんですか？汗』

NAOTOさんは何を言うつもりなんだ？汗