私の幸せな人生 (ページ9)

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本編6 ページ9

A視点

お父さん？どうして怒ってるの..？
太「嫌だね..それに話す事はぜーんぶ言っちゃったし」
父「....Aに異能力を使わせないようにしていたのに」
太「嘘だね」
父「.....は？」
太「森さんと話していた内容、森さんに教えてもらった」
森さん....あの人か！
太「貴方はAちゃんの異能力を利用しようとしている。でも残念ながら貴方は彼女の『主』にはなれなかった。だから異能力を封じ込めている..そうですよね？」
すると、太宰くんの首にナイフを突き付ける人がいた

「お...母さん?」

母「ごめんねA。今この人を片付けるからね」
「お母さんやめてっ！太宰くんを離してっ！」
太「ふふふ、女性に殺されるなら本望だけど」
太「僕も仕事してから死にたいかな」
すると太宰くんはお母さんの腕を掴むと首元にあったナイフは消えていった
「え！？」
太「やっぱり異能力だった」
すると太宰くんは私を抱っこして私の部屋から走って逃げた
父「追いかけてくれ。最悪どちらも殺していい」
母「はい、」

太「おそらく時間が無いから手短に言うよ」
太「君のお母さんも異能力者だ。多分刃物を作り出す異能だね」
太「お父さんはそれを知っていて人を操っているって感じかな」
「私、異能力もあんな風に使われたくない....！」
太「....1つ方法がある」
「....」
太「これが成功すると異能は一生悪用されない。失敗すると.....」
「教えて....！」
私はもう騙されたくない！
太「それは」

太「僕が君の『主』になること」