私の幸せな人生

本編24 ページ28

A視点



あの凛の爆弾発言からここ数時間は凛に付きっきりだ。
凛もまだ体調は優れないらしい。


A「凛さ〜ん？体調の方はいかがですかー？」

…あれ？返事がない

そっと顔を覗くと寝てるっぽい。ちょっと残念…


(私も寝ようかな)
そう思い、凛が寝ているベッドを枕にし、眠った。




……結構寝てたのかな
凛まだいるかな

そっとベッドを見上げるとまだ横になってる

(…二度寝しよ)
その時、凛が起き上がった

(寝ぼけてる？…面白そうだからバレるまで寝たふりしよ)


凛「？A…おはよ…ってこんなところで寝るなよ」

お、騙されてますね〜
いい調子いい調子！


凛「、、、」
凛は黙って寝ている(フリをしている)私を撫でてくれた

私は嬉しくてつい笑みが溢れた

すると凛は周りを見回し、耳元で


凛「…好きだ。絶対俺が振り向かせる」


………え？
す、、好、

A「え！？」

凛「ﾋﾞｸｯ」


あ…やばい、声出ちゃった

凛「って、は？お前…起きてたのか？」

A「あ、はい…じゃなくて凛！私に好きって言った！？言ったよね！？」


凛「…悪いかよ」

って言ってますがこの人。顔真っ赤です

本編25→←本編23

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す