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本編8.5 ページ12

太宰視点



Aの目が覚める少し前の話

Aちゃんが眠ってから3日が経つ
“僕が『主』になる”
...あの判断は正しかったのか。今でも不安だ
その気持ちから僕はその3日の間に入っていた仕事を全て部下に任せてしまった。森さんが許してくれて良かった

「....森さん」
森「どうしたんだい。太宰くん」
「今の計画じゃAちゃんは全てを話してからポートマフィアに入れる予定だよね」
森「その予定だけど?」
「....中止して欲しい」
森「どうして?」
僕でも分からない僕がどうして中止して欲しいと思ったのか
「...彼女は僕に自分の異能を他人に使われたくないと言ったんだ。それと交換に僕と『主』の契約をした」
森「つまり、ポートマフィアに入れてしまうと契約が壊れてしまう。だから入れることは出来ない...ということかね?」
「うん」
すると森さんは少し笑うと
森「そういうことにしておくよ」
と言った
「じゃあAちゃんはマフィアには入らない?」
森「マフィアには入らないよ」
森「その代わり、太宰くんがマフィアにいる以上彼女をどこかへ動かすことは出来ない。だから君が面倒を見なさい」

「....僕にできるかな」
自信が無かった、もし目が覚めなかったら...

森「大丈夫。君にならできる、私が保証するよ」

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魑魅魍魎 - めっちゃ続き気になります!!応援してます!!頑張って下さい!!好きです!! (2023年1月30日 11時) (レス) id: 0529b76d34 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雪だるま | 作成日時:2023年1月28日 16時

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