第45話 ページ47
徹side
及「ふーん…自分達の世話をしてくれてたマネージャーなのに関係無いって言うんだ」
影「世話なんてしてもらってませんよ」
及「なぁ飛雄。中学の時誰が俺達を支えてくれてたか覚えてる?」
中学の時、俺達を一生懸命支えてくれたマネージャー
影「…忘れたっす」
わざとらしく目を逸らす飛雄
及「っざけんな!」
俺は飛雄の胸ぐらを掴む
及「Aちゃんだろ!俺達を一生懸命支えてくれてただろ!!
一緒に泣いて、一緒に笑って、一緒に喜んで、一緒に悔しんで…!
しっかりしてて、俺達の事よく知ってて、お前の事だってちゃんと見てくれてただろ!」
影「覚えてないっすね」
無表情で言う飛雄
あぁ、この後輩はなんでこんなに生意気なんだろう
あの時とは違う怒りが俺の中を埋め尽くす
及「この野郎っ」
貴「徹くん!!」
突如聞こえた声
及「Aちゃん…」
Aちゃんは俺達の方に走ってきて飛雄を俺の手から離した
貴「徹くん。何があったか知らないけど手を出したらダメだよ。
徹くんが手を出す所なんて見たくない」
落ち着くAちゃんの声で段々冷静になっていく
まただ。また"岩泉"に止められた
影「よくそんな事人に言えますね岩泉(妹)さん。
南に手ぇ出したくせに」
…は?何言ってるんだコイツは
貴「…手ぇ出してないけどね」
影「嘘つかないでくださいよ」
貴「嘘…ね。私、今までアンタに嘘ついたことないんだけどな」
影「そうっすか。まぁどうでもいいんですけど。また南に手ぇ出したら俺が容赦しないんで」
そう言って飛雄は去っていった
及「何アイツ…」
貴「もう皆あんなだよ。南ちゃんが来てから変わっちゃったの」
ほんとバカみたいよね、とAちゃんは悲しそうに笑う
及「ねぇAちゃん、青城来ない?」
青城に来たら、そんな悲しそうな顔、絶対にさせない
俺達がAちゃんを護るから
貴「…私ね、烏野が結構好きなの。
クラスメイトとか、先生とか、他にも色々…
だから、烏野校生でいたいの」
及「そっか……
あ、これ、先生が渡してって」
俺は鞄を渡す
貴「先生来てたんだ」
及「うん。俺が事情を話して学校に帰ってもらったよ」
貴「そっか…
徹くん、ありがとね」
嬉しそうに微笑むAちゃん
やっぱりAちゃんはそっちの笑顔の方が似合ってるよ
及「どういたしまして」
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クロハ(プロフ) - 最近読み始めました…けど…紹介文!!!!田中ァァァ!!!!お前ヤベェよ一生推すよ!!!!!ってなりました☆つけておきます。 (2018年7月3日 14時) (レス) id: 6a4238f2b9 (このIDを非表示/違反報告)
コメト。(プロフ) - 田中あああああ!!良い人すぎる!もう好き!!!カッコ良くないって…田中さんメッチャかっこいいのにっ!!私だったら結婚申し出に行きます。これからも応援してます! (2017年3月22日 0時) (レス) id: 888eedf1e0 (このIDを非表示/違反報告)
めいめい - 私はこうゆう小説好きです。作者さんの気持ちを読んでぐっときました!笑まじでこの小説大好きです!読んだ中でー番です!更新楽しみにしてます!頑張って下さい!! (2017年2月13日 23時) (レス) id: 9af8c058f6 (このIDを非表示/違反報告)
ヒッカ〜☆彡 - 飛雄ちゃん....南ちゃんばっかっり信じちゃダメでしょ! (2017年2月11日 9時) (レス) id: 0ef5ae7c14 (このIDを非表示/違反報告)
牛乳パン - と、飛雄ちゃんがうんこ野郎に・・・!阿吽の二人はほんとかっこいいです!他の小説だと大体及川さんがうんこ野郎だから、この話すごい好きです! (2017年2月10日 15時) (レス) id: 0ed4e907ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:沖威 | 作者ホームページ:http://OKITASOUGO0708
作成日時:2017年1月19日 20時