烏野高校バレー部から必要とされなくなった少女 【ハイキュー！！】

第37話 ページ39

Aside



あの後色々話し、晩御飯を食べ皆が帰る時間になった



貴「お気を付けて」



国「Aさん、何かあったら俺に何時でも言ってくださいね」



国見がそう言うと他の人も "俺にも俺にも" と言ってくれる



貴「はい。ありがとうございます」



及「じゃあねAちゃん！！」



全-貴＆岩「「「お邪魔しましたー！」」」



一気に静かになった家の中



賑やかだったなぁ…



特に徹くん



岩「A風呂入るか？」



貴「うん」



何も言ってないのにお風呂を沸かしていてくれたお兄ちゃん



絶対いいお嫁さんになれるよ←



あ、でも顔的にお嫁さんになれないね←



そんな事を思いながら風呂場に向かう



今日私は部活を辞めた



その実感がまだない



そりゃそうか。まだ辞めて間もないし



ていうか三時間ぐらいしか経ってないし



＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿



南「部活辞めてくれてありがとうございましたー。これでやっと皆を独り占めできますー。
私やれば出来るんで今まで仕事してきたのがAさんだって誰も気付かないでしょうね。ドンマイですっ☆
じゃあさよならー」


＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿



最後に南ちゃんが残していった言葉



性格悪すぎて笑えるね



もし誰かに聞かれてたらどうすんのよ



なーんて



聞かれてたんだよねー



体育館裏側のドアに影ができてたの気付かなかったのかな？



あのアホ毛がぴょんって出てるのは多分



山口だろうなぁ



山口って色々可哀想



南ちゃんに振り回されてばっかだもん



やっちゃんを好きになったと思えば南ちゃんが好きになって



いや、元々南ちゃんが好きでやっちゃんが来て、それで好きになって、でもまた南ちゃんを好きになって…



優柔不断か



そんでもって南ちゃんのあの言葉を聞いちゃったんだもん



どうするんだろうね、山口

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