烏野高校バレー部から必要とされなくなった少女 【ハイキュー！！】

第34話 ページ36

Aside



貴「で、戻らないんですか？」



東「戻らないよ」



東峰さんなんか顔がキリッとしてる



バレーやってる時以外でヘナチョコじゃない東峰さん初めて見た



田「俺はAに戻ってきて欲しい」



東「俺も…出来ればそうして欲しいけど…」



下を向く東峰さん。何なんだ、何を言おうとしてるんだ



私と龍は東峰さんを見つめる



東「岩泉さんって意外と強情でしょ…？」



田「はい！！」



なんでお前が答えるんだ



東「だから、何言っても意見変えないでしょ？だから…」



あぁ…なんとなく言いたいことはわかった



貴「はい。何言われても辞めることはもう変えません。だからもう戻ってください」



田「片付け一緒にやr 貴「龍！！……お願い。偶には私の言うことも聞いて」………分かった」



東「田中。行くぞ」



東峰さんが龍を呼び、龍は出ていく



田「ずっとずっと待ってるからな」



と言う言葉を残して



ホントに龍って奴は



貴「ズルイよねぇ…」



気を緩めたら出てきそうな涙をぐっと堪えて片付けをする



南「あ、先輩達先言っててください！私最後にちょっとAさんに挨拶に行ってきます！」



もう少しで終わるという所で南ちゃんの声が聞こえたまだ残ってたんだ



てか挨拶に来なくていいんだけど



澤「俺達も行こうか？」



貴方達はもっと要らないです←



南「いえ！大丈夫です！」



菅「何かされたら言うんだぞー！」



何もしませんよ。逆にこっちが何かされるんですけど



南「はーい！」



きっとニコニコして言ってるんだろうな…



つか来なくていいって



そんな私の願いは叶わずドアが開く



南「Aさーん」



あぁ…神様は私に味方してくれないんだね



貴「なに南ちゃん」



南「部活辞めてくれてありがとうございましたー。これでやっと皆を独り占めできますー。
私やれば出来るんで今まで仕事してきたのがAさんだって誰も気付かないでしょうね。ドンマイですっ☆
じゃあさよならー」



そう言って出ていった南ちゃん



ホンット性格悪いなぁ



まぁもう関わることもないからね



今までありがとう烏野バレー部



今までありがとう龍



神に見放された岩泉A16歳





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今日部活を辞めました



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山「何、あれ……」

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