烏野高校バレー部から必要とされなくなった少女 【ハイキュー！！】

第32話 ページ33

Aside



田「………！」



西「龍！別に岩泉が居なくなってもいいだろ！南居るんだしさ！」



私居なくてもいいんだ。まぁそう思ってたことぐらい分かってたけど



貴「そうだよ龍。南ちゃん居るからいいでしょ」



田「！…俺はAがいいんだよ！」



いいんだよ。本当に



あの子、やれば仕事できるから



ドリンクの味も教えたしね



だからこの部が崩壊する事はない



月「……話はそれだけですか」



貴「うん。これだけ」



澤「じゃあ最後ぐらい片付けしとけよ」



最後ぐらい…？いつもしてましたけど



でも最後だからね。最後だから文句は言わない



貴「…分かってますよ」



菅「綺麗じゃなかったら承知しないから」



今までと同じようにしますよ。いつも南ちゃんがやったと思い込んで綺麗綺麗言っている体育館にしますよ



縁「やっと辞めるんだね」



縁下…



貴「…そうだよ」



木「今まで迷惑ばっかかけてきたよなお前」



部に貢献してきたつもりだったんだけどな



貴「…そうだね」



成「今までの事謝れよ」



謝れ…？



貴「誰に？」



日「俺達に決まってるじゃないですか」



後輩のくせに生意気だね日向



貴「なんで？」



影「俺達に迷惑かけてたからだろ」



迷惑かけてたつもりはないんだけど…



先生も何か言ってよ…あ、そうか、監督もコーチも南ちゃん側だもんね



つか二人共いないし



はぁ…



貴「…今まで迷惑ばっかかけてすみませんでした」



これでいいでしょ？



南「…それだけですか？


土下座とかするべきじゃないんですか？それぐらい迷惑かけてきたんですから…私も、すっごい大変で、傷ついてきたのに…！」



山「そうですよ！南ちゃんがどんだけ傷ついてきたか！」



知らないよ。傷ついてきたとか知らないよ



もういじめだよね、これ



貴「はぁ…」



私は膝と手を床につけて頭を下げる



田「おいA…！」



貴「今まですみませんでした。南ちゃんを傷付けてしまってすみませんてした。迷惑ばかりかけてすみませんでした」



こんな事思ってないけどね



結局私も南ちゃんと同じ



思ってないような事を言いまくる



めんどくさい事から逃れるために



貴「…じゃ、片付けは私がするんで」



さっさと帰れと思いを込め言う



皆は満足そうな顔をして体育館から出る



ある人を除いて



貴「貴方達は行かないんですか？





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龍と東峰さん」

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