烏野高校バレー部から必要とされなくなった少女 【ハイキュー！！】

第30話 ページ31

Aside



あの後日向達が今南ちゃんと一緒にバレーしてる



私はドリンクの粉の分量を紙に書いてる



一つ一つ偽りなくね



自分で言うのもアレだけど私って本当良い先輩だと思う←



貴「南ちゃん。粉の分量のメモ」



ボール出しをしている南ちゃんに小声で声をかける



日向達に聞こえないように



南「あ、すみませんAさん！今ちょっと手が離せないので私のリュックの中に入れといてもらっていいですか？」



貴「いいよ」



私も南ちゃんもいい子ちゃんを演じる



私、ふざけんじゃねぇぞ自分で入れろやって思ってるもん



南ちゃんもここで言うなよ気の利かない奴だなとか思ったんじゃない？



でも日向達に聞こえないように言っただけでも感謝してほしいと思う



別に私南ちゃんを陥れようとか思ってないから聞こえるように言う意味無いんだよね



はぁ、今日でマネージャーも終わりか



長かったな



やっとめんどくさい事を辞めれるんだ



ツライ事もあったけど楽しかったなぁ



黒川さんは優しくて、でもたまに厳しくって良い先輩だった



潔子さんも優しくって選手の事を誰よりも考えていて良い先輩で、最高のマネージャーだった



やっちゃんは天然で優しくって、でもたまにドジっちゃうけど可愛い後輩で、頑張り屋さんのマネージャーだった



龍はバカでアホで単細胞だけど、誰よりもカッコよくて、バレーしてる時はもっともっとカッコよくて、ずっと私を信じてくれた最高の親友だった



私はなんて幸せだったんだろう



烏野バレー部のマネージャーになれてよかった



出来れば、引退するまでやりたかったな



でも、もう戻れないんだ



辞めるって決めちゃったんだから



ーーーーー

夢主ちゃんなんていい奴なんだ！！
酷い事言われたのにバレー部のマネージャーで良かったなんて！
私ならバレー部のマネージャーになんてならなきゃよかったって思うわ！
夢主ちゃん流石岩ちゃんの妹だね( ˙-˙ )←

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