烏野高校バレー部から必要とされなくなった少女 【ハイキュー！！】

第3話 ページ4

Aside



貴「はぁ…」



放課後、潔子さんとやっちゃんが辞めてから何回ついたかわからないため息をつく



田「またため息かよ」



仕方ないじゃん。どうせ部活行っても南ちゃんに仕事押し付けられるだけだもん



南ちゃんマネ業それなりに出来るのになんでやらないかなぁ



貴「嫌だなぁ。部活行きたくないなぁ…」



田「そんな事言うなよ！元気出せ！ほら！」



そう言って私の背中を叩く龍



痛いっつーの



龍は元気が有り過ぎるんだよ



私も前まではもっと元気あったのになぁ…



まぁ元々そんなにテンション高めではないんだけど



田「ちわーっす！」



貴「こんにちは…」



龍が元気よく体育館のドアを開け、またまた元気よく挨拶をする



その横で私はだるそうに声を出す



自分でも思うけど温度差ありすぎだよね



でもこの龍と同じぐらい元気なのは西谷と日向ぐらいか



私は普通だ。うん。絶対そうだ



普通の人に比べたら若干テンション低い気もするけど…



いや、気のせいだと思おう



日「ちわーっす！田中さん！……と、岩泉…さん」



何日向。そんなに私の名前呼ぶの嫌なの？なら呼ばなくていいから



私、別に呼んでほしい訳じゃないから



影「ちわす。田中さん……と、岩泉さん」



お前もか



どーせ私は龍以外のバレー部には嫌われてますけど何か？？



別に嫌われてたっていいもん。全然気にしてないから



本当に気にしてないから！！←

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